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J-GLOBAL ID：201902246532473270   整理番号：19A1380064

マラカイトグリーン誘導体を含むリポソームの光活性化融合によるエンドソーム脱出:ドラッグデリバリービークルのための新しいクラスの光応答性リポソーム【JST・京大機械翻訳】

Endosomal escape by photo-activated fusion of liposomes containing a malachite green derivative: a novel class of photoresponsive liposomes for drug delivery vehicles

著者 (5件)： Hayashi Keita (Department of Chemical Engineering, National Institute of Technology, Nara college, Yata 22, Yamato-koriyama, Nara 639-1080, Japan. [e-mail]) ,  Watanabe Mai ,  Iwasaki Tomoyuki ,  Shudou Masachika ,  Uda Ryoko M.
資料名： Photochemical & Photobiological Sciences  (Photochemical & Photobiological Sciences)
巻： 18  号： 6  ページ： 1471-1478  発行年： 2019年 
JST資料番号： A1641A  ISSN： 1474-9092  CODEN： PPSHCB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リポソームとエンドサイトーシス膜との融合に基づく薬物の光活性化デリバリーを行い,細胞質内のカプセル化薬物の直接放出を可能にした。著者らの以前の研究で記述されたように,リポソームは脂質膜に長いアルキル鎖(MGL)を持つマラカイトグリーン誘導体の取り込みに続いて光応答性で融合性がある。1-パルミトイル-2-オレオイル-sn-グリセロ-3-ホスファチジルコリンとカプセル化ドキソルビシン(DOX)を用いてMGLリポソームを調製した。MGLリポソームの形状はDOXをカプセル化した後に楕円になったが,UV照射はMGLリポソームからのDOX漏出を増強しなかった。フローサイトメトリーを用いて結腸癌(Colon26細胞)由来のマウス細胞へのMGLリポソームの細胞取り込みを示し,取り込みがクラスリン依存性エンドサイトーシス経路により支配されることを見出した。DOXをカプセル化したMGLリポソームで処理したColon26細胞の共焦点蛍光顕微鏡観察は,DOXが暗条件下でエンドソームに局在し,一方,DOXがUV照射後にサイトゾルと核で観察されることを明らかにした。DOXをカプセル化したMGLリポソームで処理したColon26細胞の生存率はUV照射により低下し,抗癌効果の光誘導増強を示した。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 結腸腫瘍 ,  エンドサイトーシス ,  生存率 ,  抗腫瘍作用 ,  フローサイトメトリー ,  マウス ,  *エンドソーム ,  サイトゾル ,  紫外線照射 ,  *リポソーム ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  第三アミン
準シソーラス用語： 共焦点蛍光顕微鏡 ,  Colon26細胞 ,  *光応答 ,  *光活性化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： マラカイトグリーン

タイトルに関連する用語 (9件)： マラカイトグリーン ,  誘導体 ,  リポソーム ,  光活性化 ,  融合 ,  エンドソーム ,  脱出 ,  クラス ,  光応答