文献

J-GLOBAL ID：201902246535667029   整理番号：19A0654196

不均一塩基触媒反応のための金属-有機骨格【JST・京大機械翻訳】

Metal-Organic Frameworks for Heterogeneous Basic Catalysis

著者 (4件)： Zhu Li (State Key Laboratory of Materials-Oriented Chemical Engineering, Jiangsu National Synergetic Innovation Center for Advanced Materials (SICAM), College of Chemistry and Chemical Engineering, Nanjing Tech University, China) ,  Liu Xiao-Qin (State Key Laboratory of Materials-Oriented Chemical Engineering, Jiangsu National Synergetic Innovation Center for Advanced Materials (SICAM), College of Chemistry and Chemical Engineering, Nanjing Tech University, China) ,  Jiang Hai-Long (Department of Chemistry, Hefei National Laboratory for Physical Sciences at the Microscale, University of Science and Technology of China, Anhui, China) ,  Sun Lin-Bing (State Key Laboratory of Materials-Oriented Chemical Engineering, Jiangsu National Synergetic Innovation Center for Advanced Materials (SICAM), College of Chemistry and Chemical Engineering, Nanjing Tech University, China)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 117  号： 12  ページ： 8129-8176  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々の有機反応におけるそれらの魅力的な構造と触媒性能のために,有機金属骨格(MOFs)由来の固体塩基に対して大きな注意が払われている。MOFsの異常な骨格構造は,従来の固体塩基では達成できない多様な塩基性官能基の組込みのための多くの可能性を提供する。過去10年はこの振動研究分野において顕著な進歩を示した。しかし,不均一塩基触媒のMOFsは今までレビューされていない。したがって,MOF由来の塩基触媒を要約するレビューが非常に期待される。本レビューにおいて,著者らは,MOFs由来の固体塩基被覆の調製,特性化,および触媒応用における最近の進歩の概観を提示する。調製セクションにおいて,固体塩基を2つのカテゴリ,すなわち,固有塩基度を有するMOFsと修飾塩基度を有するMOFsに分割した。塩基性度は金属サイトまたは有機配位子のいずれかに由来する。基本サイトの生成に用いられる異なるアプローチを含め,各アプローチを代表例で記述した。基本的機能性を有するMOFsの設計と製造のための基本原理を特性化した。特性化セクションにおいて,基礎MOFsの特性化のために用いた実験技術と理論計算をまとめた。異なるプローブ分子のCO2(CO2-TPD)の温度プログラム脱着と赤外(IR)スペクトルのようないくつかの代表的な実験技術をカバーした。調製と特性化に続いて,MOF由来固体塩基の触媒応用を扱った。これらの固体塩基はKnoevenagel縮合,アルドール縮合およびMichael付加のようないくつかの良く知られた「塩基触媒反応」を触媒する可能性を有している。一方,従来の固体塩基とは対照的に,MOFsはそれらの特別な構造と表面特性のためにいくつかの異なる触媒特性を示す。注目すべきことに,MOFs由来固体塩基の特徴的特徴を,この分野における現在の機会と課題を念頭に置いて,従来の無機対応物と比較することにより記述した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 塩基性 ,  触媒活性 ,  昇温脱離 ,  キャラクタリゼーション ,  アルドール反応 ,  Michael反応 ,  スペクトル ,  被覆 ,  *触媒 ,  表面性状 ,  プローブ ,  固体塩基 ,  Knoevenagel縮合
準シソーラス用語： 有機配位子 ,  官能基 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E) ,  配位化合物一般  (CE01010G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 不均一 ,  塩基触媒反応 ,  金属-有機骨格