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J-GLOBAL ID:201902246646602825   整理番号:19A1412068

ドコサヘキサエン酸はp38シグナル伝達経路とオートファジーを介してM2マクロファージ分極を増強する【JST・京大機械翻訳】

Docosahexaenoic acid enhances M2 macrophage polarization via the p38 signaling pathway and autophagy
著者 (6件):
資料名:
巻: 120  号:ページ: 12604-12617  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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免疫応答の重要な調節因子であるマクロファージは,M1およびM2を含む種々の表現型に極性化する。M1マクロファージはリポ多糖類によって典型的に活性化され,炎症誘発性サイトカインを産生する逆に,M2マクロファージはインターロイキン4(IL)-4刺激により活性化され,組織リモデリングと抗炎症反応を促進する。最近,多価不飽和脂肪酸(PUFAs)は炎症の調節において重要な役割を果たすことが示されている。PUFA,ドコサヘキサエン酸(DHA)は慢性炎症性疾患に対して抗炎症効果を有するが,マクロファージ分極におけるその役割は不明のままである。本研究では,U937細胞を用いてマクロファージの分極に及ぼすDHAの影響を明らかにした。DHA処理はM2マクロファージマーカーのアップレギュレーションをもたらし,U937細胞による抗炎症性サイトカインの分泌を増加させた。IL-4は,DHAではなく,シグナル伝達物質のリン酸化と転写6(STAT6)の活性化因子を誘発した。DHAは,マクロファージ分極の調節に関与する転写因子であるkruppel様因子-4(KLF4)の発現を増強し,p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)のリン酸化を増加させた。p38 MAPKの選択的阻害剤はDHA処理U937細胞におけるCD206の発現をダウンレギュレートした。さらに,オートファジーの阻害剤はDHA処理U937細胞におけるp38 MAPKのリン酸化とCD206の発現を抑制した。オートファゴソーム形成に関与する微小管関連蛋白質軽鎖3-IIの発現はDHA処理U937細胞で増強された。まとめると,これらの結果はDHAがp38MAPKシグナル伝達経路とオートファジーを介してM2マクロファージマーカーの発現を増強し,DHAがM2マクロファージ分極を調節し,自然免疫において重要な役割を果たすことを示唆した。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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