文献

J-GLOBAL ID：201902246683432412   整理番号：19A1691779

地すべりによる津波の平面水槽を用いた水理模型実験

HYDRAULIC EXPERIMENTS OF TSUNAMI GENERATION WITH PLANE WATER TANK DUE TO LANDSLIDE

著者 (3件)： 藤井直樹 (東電設計株式会社 土木本部) ,  松山昌史 ((一財)電力中央研究所 原子力リスク研究センター) ,  森勇人 (中部電力株式会社 原子力本部原子力土建部)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 74  号： 2  ページ： I_145-I_150(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 海底および陸上の地すべりによって発生する津波は,断層運動による津波と比べて発生頻度が低く,その実態はあまり明らかになっていない.海底地すべり津波および陸上地すべり津波については実験および解析的検討が実施されているものの,断層運動による津波と比べて研究事例が少ない.そこで本研究では,海底および陸上地すべりを模擬した粒状体,固体模型による平面水槽を用いた水理模型実験を実施し,生成される津波水位とその伝播過程について検討・整理した.その結果,地すべり津波計算モデルの妥当性検証に有用なデータが取得できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *津波 ,  *地滑り ,  海底 ,  陸地 ,  海底地滑り ,  *水理模型試験 ,  *水槽 ,  *平面 ,  粒状材 ,  3Dソリッドモデル ,  計算モデル
準シソーラス用語： 海底地すべり津波 ,  固体模型 ,  地すべり津波計算モデル ,  平面水槽 ,  陸上地すべり ,  陸上地すべり津波

著者キーワード (5件)： tsunami ,  landslide ,  hydraulic experiments ,  plane wave tank ,  surface wave

分類 (2件)： 波浪,潮流  (DC06040R) ,  斜面安定,掘削変形  (RA03070L)

引用文献 (8件)：

• 1) 橋本貴之,壇和秀 : 地滑り形状を変化させた場合の海底地滑り津波に関する実験的研究,土木学会年学術講演会講演概要集,第63巻,第2号,pp. 395-396, 2008.
• 2) Grilli, S. T. and Watts P. : Tsunami Generation by Submarine Mass Failure. I: Modeling, Experimental Validation, and Sensitivity Analyses, Journal of Waterway, Port, Coastal, and Ocean Engineering, 131:6(283), pp. 283-297, 2005.
• 3) Watts, P., Grilli S. T., Tappin D. R. and. Fryer G. J, : Tsunami Generation by Submarine Mass Failure II: Predictive Equations and Case Studies, Journal of Waterway, Port, Coastal, and Ocean Engineering, 131:6(298), 298-310, 2005.
• 4) Satake, K. and Y. Kato : The 1741 Oshima-Oshima Eruption: Extent and Volume of Submarine Debris Avalanche, Geophysical Research Letters, Vol. 28, No. 3, pp. 427-430, 2001.
• 5) Imamura, F. and Imteaz, M. M. A. : Long waves in two-layers: Governing equations and numerical model, Science of Tsunami Hazards, Vol. 13, pp. 3-24, 1995.

タイトルに関連する用語 (4件)： 地すべり ,  津波 ,  水槽 ,  水理模型実験