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J-GLOBAL ID：201902246855326523   整理番号：19A1029746

MM-SPSプロセスで作製した純マグネシウムの特性

Properties of pure magnesium produced using mechanical milling and spark-plasma sintering

著者 (3件)： 久保田正広 (日本大 生産工) ,  萩野敏基 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  萩野敏基 (東芝プラントシステム)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 69  号： 4  ページ： 242-248  発行年： 2019年04月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 純粋なマグネシウム粉末を異なる量の潤滑助剤(PCA)と共に,遊星型ボールミルを用いて異なる処理時間メカニカルミリング(MM)した。スパークプラズマ焼結(SPS)により,MM処理粉末をバルク材料に固化形成した。硬度測定とX線回折(XRD)によって,MM処理純マグネシウム粉末とバルク材の硬度の変化と固相反応を調べた。走査電子顕微鏡(SEM)によって,MM処理純マグネシウム粉末の形態を特徴づけた。純粋なマグネシウム粉末のVickers微小硬さは,歪誘起と最小化結晶子サイズの組合せのため,1.00gのPCAを用いた32時間のMM時間後に38.9から52.5HVに増加した。1.00gのPCAを含む32時間MM処理純マグネシウム粉末から作製したバルク材のVickers硬度は,AZ31-Oと同様の51.4HVを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *マグネシウム ,  純金属 ,  粉体 ,  加工助剤 ,  ボールミル ,  粉砕 ,  放電プラズマ焼結 ,  焼結体 ,  固相反応 ,  機械的性質 ,  *微小硬さ ,  押込硬さ ,  時間依存性 ,  *粉末冶金 ,  *相組成
準シソーラス用語： Vickers微小硬さ ,  メカニカルミリング ,  遊星型ボールミル

分類 (3件)： 粉末冶金一般  (WC02010B) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (26件)：

• 1) M. Kubota: J. Alloys Compd., 434-435 (2007), 294-297.
• 2) M. Kubota and B. P. Wynne: Scr. Mater., 57 (2007), 719-722.
• 3) 久保田正広:軽金属,62(2012),419-423.
• 4) 久保田正広:軽金属,62(2012),424-428.
• 5) 大野卓哉,久保田正広:軽金属,59(2009),659-665.

タイトルに関連する用語 (4件)： SPS ,  プロセス ,  作製 ,  マグネシウム