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J-GLOBAL ID:201902246914559115   整理番号:19A2891984

蛍光X線分析による難燃処理木材中の薬剤量マッピング(第一報) 計測値と薬剤量の関係に分析条件が及ぼす影響

A Mapping Method for Chemicals in Fire-Retardant-Impregnated Wood Using Energy Dispersive X-Ray Fluorescence Analysis I. Desirable measuring condition based on relation between retardant concentration and measured value
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 218-225(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: F0852A  ISSN: 0021-4795  CODEN: MKZGA7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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難燃処理木材の品質管理を議論する上で,注入乾燥後の薬剤分布を簡易かつ精度良く可視化する技術が必要である。そこで,エネルギー分散型蛍光X線分析装置を用いて,リン酸系薬剤で処理した難燃処理スギ材の木口断面上を分析し,主要元素であるP (リン) のマッピングから薬剤量を推定する方法を検討した。まず無処理木材へのX線の浸透深さを把握して,同一濃度の元素に対して同一の計測結果を担保するために許容できるサンプル厚さを明らかにした。その上で,リン酸系難燃処理スギ材を対象に,蛍光X線分析および溶脱法により薬剤量を計測し,分析条件が計測結果に与える影響を整理した。各条件で得たP元素のCPS値と薬剤量を対応づけた結果,計測値のばらつきには1点あたりの計測時間およびX線の照射範囲が影響するとともに,CPS (Count per second) 値と実際の薬剤量との関係は単純な比例関係ではないものの,1対1となる高い関係性が認められることを明らかにした。(著者抄録)
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製材・加工  ,  X線技術 
引用文献 (18件):

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