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J-GLOBAL ID:201902246932664351   整理番号:19A0293899

最近のガスハイドレート研究から I メタンハイドレートの資源開発プロジェクトおよびクラスレートハイドレートの研究開発動向

著者 (3件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 38-42  発行年: 2019年01月20日 
JST資料番号: F1934A  ISSN: 2432-3586  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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・本報告では,世界におけるメタンハイドレート資源開発プロジェクトの最新動向を概説するとともに最近の国内特許情報をもとに工業分野でのクラスレートハイドレートの研究開発動向について紹介。
・これまで,我が国をはじめ,ロシアアメリカ,カナダの他,欧州,アジアのいくつかの国々は,海洋に存在するメタンハイドレートの資源化を目的としたメタンハイドレートの生成環境調査。
・メタンバイトレートに関する特許の出願は,2001年から2005年の間,日本国内では資源化関連の出願件数は年間20件前後,また,産業利用を目的にガスハイドレートを人工的に生成する出願は年間数十件,多い時には年間100件以上。
・ここでは,メタンハイドレートだけでなく,クラスレートハイドレート全体の近年の開発動向を調査し,過去10年の日本国内の特許出願に関し,資源化(砂層,表層),天然ガス輸送,熱利用,オゾン殺菌,二酸化炭素(C02)分離に分類し紹介。
・熱利用技術は,主に4級アンモニウム塩をゲスト分子とするセミクラスレートハイドレートの相変化潜熱を利用。
・天然ガス輸送技術は,メタンや天然ガスを包接するガスハイドレートが-20°C程度で貯蔵されることを利用して,液化天然ガスによる天然ス輸送の代替技術とすることが目的。
・オゾンハイドレートを利用した殺菌技術は,オゾンハイドレートの生成時に補助ガスとしてC02を用いることで,穏やかな条件でオゾンとC02の混合ガスハイドレートを製造する方法とその周辺技術に関連。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子化合物  ,  油田,ガス田;油,ガス資源 
引用文献 (15件):
  • 1) 木田真人,内田努,日本エネルギー学会誌,95, 398-406 (2016)
  • 2) Yamamoto, K.; Kanno, T.; Wang, X.-X.; Tamaki, M.; Fujii, T.; Chee, S.-S.; Wang, X.-W.; Pimenov, V.; Shako, V., RSC Advances, 7, 5554-5577 (2017)
  • 3) Hancock, S. H.; Collett, T. S.; Dallimore, S. R.; Satoh, T.; Inoue, T.; Huenges, E.; Henninges. J.; Weatherill, B., Geological Survey of Canada Bulletin, 585, 1-15 (2005)
  • 4) Ashford, D. I.; Mizuta, T.; Dallimore, S. R.; Yamamoto, K.; Nixon, F. M.; Imasato, Y.; Wright, J. F.; Taylor, A. E.; Applejohn, A., Geological Survey of Canada Bulletin, 601, 35-51 (2012)
  • 5) 経済産業省ホームページ,http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170410003/20170410003.html (Last access: 2018.10.17)
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