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J-GLOBAL ID：201902247302600440   整理番号：19A1884241

水溶液中の極性溶媒和動力学に及ぼす第三ブチル基の影響:計算アプローチ【JST・京大機械翻訳】

Effect of a Tertiary Butyl Group on Polar Solvation Dynamics in Aqueous Solution: A Computational Approach

著者 (2件)： Heid Esther (University of Vienna, Faculty of Chemistry, Department of Computational Biological Chemistry, Austria) ,  Schroeder Christian (University of Vienna, Faculty of Chemistry, Department of Computational Biological Chemistry, Austria)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 41  ページ： 9639-9646  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本計算研究では,疎水性側鎖を分子プローブN-メチル-6-オキシキノリニウムベタインに導入したときの水の溶媒和動力学の変化を調べた。高精度過渡蛍光及び吸収測定により,水中の発色団の溶媒和動力学に及ぼす疎水性側鎖変化の影響を明らかにした。時間依存性Stokesシフトに及ぼす発色団の形状,サイズおよび構造の影響は,溶質に比べてゆっくり回転する溶媒においてのみ役割を果たすと考えられ,溶質の水素結合能が変化すると,この発見は極めて予想外である。非平衡シミュレーションから得られた時間依存性Stokesシフトの解析は実験的遅延因子と活性化エネルギーを確証し,溶質運動,すなわち振動が主に溶媒和動力学の観察された遅延の原因であることを示した。より小さい発色団の周りのより速い動力学は,発色団のピリジニウム部分に位置するいくつかの正常モードによって実際に達成される。回転も水和動力学に対して非常に小さい程度に寄与するが,小さくて大きい誘導体に対しても寄与する。局所滞留時間は,発色団周辺の最初の溶媒殻におけるわずかな遅延を明らかにした。したがって,不動態分子プローブとして作用する溶質の現在の描像は,水のような溶媒に対してさえも改訂される必要がある。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 非平衡状態 ,  ピリジニウム ,  側鎖 ,  水素結合 ,  蛍光 ,  計算機シミュレーション ,  Stokesシフト ,  溶質 ,  発色団 ,  疎水性 ,  *tert-ブチル基 ,  時間依存性 ,  水和 ,  *溶媒和 ,  基準モード
準シソーラス用語： 分子プローブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 非水溶液  (CB05040G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 水溶液 ,  極性 ,  溶媒和 ,  動力学 ,  第三ブチル ,  計算