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J-GLOBAL ID:201902247321436824   整理番号:19A0768022

淡水単細胞シアノバクテリアAphanothece sacrum(スイゼンジノリ)におけるエキソ多糖類(EPS)生産に関連する生理学的性質および遺伝分析

Physiological properties and genetic analysis related to exopolysaccharide (EPS) production in the fresh-water unicellular cyanobacterium Aphanothece sacrum (Suizenji Nori)
著者 (6件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 39-46(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0463A  ISSN: 0022-1260  CODEN: JGAMA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本における伝統的な野外養殖場から,単細胞性の淡水藍藻類Aphanothece sacrum(Suringar)Okada(日本ではスイゼンジノリ)のクローン株や,フィコエリトリン(PE)豊富株およびPE欠乏株を分離した。その成長特性に基づいて,A.sacrumは貧栄養性であると思われた。成長の最適温度は約20°Cであった。20°Cでの最大成長およびバイオマス増加は,A.sacrumのそれぞれPEの豊富株およびPEの欠乏株について,40~80μmol m-2s-1(蛍光ランプ,12h明/12h暗サイクル)と40~120μmol-2s-1の間の光強度下で得られた。A.sacrumの精製エキソ多糖類(EPS)は,5つの主要単糖類(グルコース,キシロース,ラムノース,ガラクトースおよびマンノース;≧85mol%)から成り,約104kDaの分子量を有した。著者らはまた,2つの系統のA.sacrumの全ゲノム配列を解読した。EPSの重合や,鎖長制御,および輸送に関与する推定遺伝子は,それらの極度に高分子量のEPSの生合成過程を理解するのに寄与する。Wzx-Wzy-Wzy-およびWza-Wzb-Wzcをコードする推定遺伝子は,A.sacrum株FPU1およびFPU3で保存されていた。この結果は,Wzy依存性経路がA.sacrumのEPS生産に関与することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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微生物代謝産物の生産 
引用文献 (32件):
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