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J-GLOBAL ID:201902247351466834   整理番号:19A0043416

硬化鋼の駆動型ロータリー切削における被覆超硬合金工具の切削性能

Cutting Performance of Coated Cemented Carbide Tool in Driven Rotary Cutting of Hardened Steel
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 49-57  発行年: 2019年01月05日 
JST資料番号: L0997B  ISSN: 1881-7629  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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近年,硬化鋼の仕上げプロセスにおいて,研削加工に代わり切削加工が行われている。しかし,高速切削と高送り速度の条件を用いる高効率運転においては,従来の切削条件と比較して,工具の損傷が主な問題である。したがって,高能率切削を実現可能な新しい切削技術が求められる。著者らの以前の研究においては,駆動型ロータリー切削による従来の硬化鋼切削と比較して,加工効率は3~5倍に改善された。さらに,高効率化を達成するためには,工具材料の耐摩耗性と耐酸化性を改善することが必要である。本研究では,Alリッチな被覆により耐酸化性を改善した工具の切削性能を,高切削速度用途に対して調査した。本実験において,Alリッチな工具の側面摩耗は,2.51m/sの高切削速度において,10.0kmの切削長さに対しても40μm未満であった。さらに,Alリッチな工具の摩耗は,剥離を生じること無く漸近的に進行した。これと対照的に,従来のTiAlN被覆工具は,切削長さ3.0kmで重大な不具合を示した。2つの工具の耐酸化性の違いが切削性能に影響を及ぼすものと考えられる。したがって,Alリッチな被覆工具は,高い切削速度であっても高効率での作動が可能である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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切削一般  ,  機械的性質 
引用文献 (20件):
  • [1] Y. Okada, “Trends of Structural Steels for Automobiles,” Denki Seiko (Electr. Furn. Steel), Vol.69, No.1, pp. 49-56, 1998.
  • [2] T. Ikeda and H. Satoh, “Phase formation and characterization of hard coatings in the Ti-Al-N system prepared by the cathodic arc ion plating method,” Thin Solid Film, Vol.195, Issues 1-2, pp. 99-110, 1991.
  • [3] K. Shintani, M. Ueki, and Y. Fjimura, “Optimum Tool geometry of CBN tool for continuous turning of carburized steel,” Int. J. of Machine Tools & Manufacture, Vol.29, Issue 3, pp. 403-413, 1989.
  • [4] K. Shintani, M. Ueki, and Y. Fjimura, “Optimum Cutting Tool geometry when interrupted cutting carburized steel by CBN tool,” Int. J. of Machine Tools & Manufacture, Vol.29, Issue 3, pp. 415-423, 1989.
  • [5] T. Egawa, T. Ichikizaki, M. Kuroda, Y. Hiasa, and H. Tsukamoto, “Wear mechanism of cBN tool in cutting of hardened steel,” The Japan Society for Precision Engineering, Vol.61, No.6, pp. 809-819, 1995.
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