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J-GLOBAL ID:201902247405998907   整理番号:19A1319387

温度応答性カチオン共重合体ヒドロゲル修飾シリカビーズを用いた温度変調細胞分離カラム【JST・京大機械翻訳】

Temperature-modulated cell-separation column using temperature-responsive cationic copolymer hydrogel-modified silica beads
著者 (6件):
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巻: 178  ページ: 253-262  発行年: 2019年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞活性を低下させず,細胞表面を修飾しない細胞分離法には強い要求がある。ここでは,細胞表面前修飾を必要としない新しい温度調節細胞分離カラムについて述べた。カラムに温度応答性カチオン性高分子ヒドロゲル修飾シリカビーズを充填した。架橋剤としてN,N′-メチレンビスアクリルアミドを用いたラジカル重合により,種々のカチオン性部分を有するポリ(N-イソプロピルアクリルアミド-co-n-ブチルメタクリラート-co-N,N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミドをシリカ-ビーズ表面に付着させた。ビーズを固相抽出カラムに充填し,カラムからの温度依存性細胞溶出をHL-60とJurkat細胞を用いて見出した。37°Cでカチオン性ビーズを含むカラムにおける保持HL-60およびJurkat細胞は,それぞれ95.3%~99.6%および95.0%~98.8%であった。対照的に,カチオン特性を持たないビーズは低い細胞保持(HL-60に対して20.6%,Jurkat細胞に対して32.5%)を示した。細胞は主に静電相互作用と疎水性相互作用の両方を通して保持された。保持されたHL-60(4.9%)とJurkat細胞(40%)は,ビーズ上の温度応答性ヒドロゲルが親水性になり,細胞とビーズ間の疎水性相互作用を減少させるので,カチオン性単量体の低組成(DMAPAAm,共重合体中の1mol%)のカラムから4°Cで溶出した。HL-60細胞よりも多くのJurkat細胞が,それらの静電特性(Jurkat細胞:-2.53mV;HL-60細胞:-20.7mV)の違いのために溶出した。結果は,固相抽出カラムに充填されたヒドロゲル被覆ビーズによる細胞保持が温度を変えることにより簡単に調節できることを示した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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