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J-GLOBAL ID：201902247438911063   整理番号：19A1562244

天然クオラムセンシング阻害剤はPseudomonas aeruginosa病原因子の遺伝子発現を効果的にダウンレギュレーションする【JST・京大機械翻訳】

Natural quorum sensing inhibitors effectively downregulate gene expression of Pseudomonas aeruginosa virulence factors

著者 (6件)： Ahmed Syed A. K. S. (School of Biomedical Sciences, Ulster University, Coleraine, UK) ,  Rudden Michelle (Department of Biology, University of York, York, UK) ,  Smyth Thomas J. (School of Science, Institute of Technology Sligo, Sligo, Ireland) ,  Dooley James S. G. (School of Biomedical Sciences, Ulster University, Coleraine, UK) ,  Marchant Roger (School of Biomedical Sciences, Ulster University, Coleraine, UK) ,  Banat Ibrahim M. (School of Biomedical Sciences, Ulster University, Coleraine, UK)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 103  号： 8  ページ： 3521-3535  発行年： 2019年 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 現在,抗毒性薬は,現在,抗生物質に対する潜在的な治療代替物および/またはアジュバントと考えられている。これらの薬剤は細菌を殺さないが,抵抗性を開発するために選択的圧力を低下させる非必須代謝経路を標的とすることにより,感染と病原性を確立するために必須の病原性因子を阻害する。緑膿菌における病原性/病原性に関連するクオラムセンシング(QS)システムの抑制に及ぼす自然分離植物化合物の影響を調べた。著者らの結果は,trans-シンナムアルデヒド(CA)とサリチル酸(SA)が,殺菌効果なしにサブ阻害レベルで緑膿菌PAO1におけるQS調節と病原性遺伝子の発現を有意に阻害することを示す。Caは,定常増殖期のSA処理による3および2倍の減少と比較して,lasIおよびlasRレベルがそれぞれ13倍および7倍阻害されたlasおよびrhl QS系の両方を効果的に下方制御した。QS阻害剤(QSI)はまた,CA還元プロテアーゼ,エラスターゼ,およびピオシアニンによる細胞外毒性因子の産生を,それぞれ65%,22%,および32%減少させた。QSIは生物膜形成を有意に減少させ,ラムノリピド遺伝子発現を抑制し,細胞外ラムノリピドの痕跡量のみを検出した。QSIは完全に病原性因子発現と生産を阻害しなかったが,それらの投与は転写と細胞外レベルの両方で毒性表現型を有意に低下させた。本研究は緑膿菌におけるQS系の抑制に及ぼす天然植物由来化合物の有意な阻害効果を示す。Copyright 2019 The Author(s) Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *遺伝子発現 ,  *ダウンレギュレーション ,  *緑膿菌 ,  代謝経路 ,  病原性 ,  エラスターゼ ,  アジュバント ,  抗生物質 ,  カルシウム ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： ラムノリピド ,  増殖期 ,  *阻害剤 ,  *クオラムセンシング , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： trans-シンナムアルデヒドアルデヒド ,  サリチル酸 ,  クオラムセンシング ,  クオラムセンシング阻害剤 ,  Pseudomonas aeruginosa

分類 (2件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (2件)： サリチル酸 ,  ピオシアニン

タイトルに関連する用語 (6件)： クオラムセンシング ,  阻害剤 ,  Pseudomonas ,  病原因子 ,  遺伝子発現 ,  ダウンレギュレーション