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J-GLOBAL ID：201902247544893356   整理番号：19A2291184

パブリッククラウドとオープンソースソフトウェアを用いたトラフィック分散型eduroam基盤「静大IoTE」の構築

Construction of Traffic Distributed eduroam Infrastructure “Shizudai IoTE” Using Public Cloud and Open Source Software

著者 (11件)： 永田正樹 (静岡大学情報基盤センター) ,  磯部千裕 (株式会社アバンセシステム) ,  安原裕子 (静岡大学情報基盤センター) ,  古畑智博 (静岡大学情報基盤センター) ,  高田重利 (静岡大学情報基盤センター) ,  松村宣顕 (静岡大学情報基盤センター) ,  山崎國弘 (静岡大学情報基盤センター) ,  長谷川孝博 (静岡大学情報基盤センター) ,  井上春樹 (静岡大学情報基盤センター) ,  永田正樹 (株式会社アバンセシステム) ,  山崎國弘 (株式会社アバンセシステム)
資料名： 学術情報処理研究(Web)  (Journal for Academic Computing and Networking (Web))
巻： 22  号： 1  ページ： 12-22(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： U1676A  ISSN： 2433-7595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静岡大学は,2018年3月にトラフィック分散型eduroam無線LAN基盤「静大IoTE」を構築した.静岡大学では,アクティブラーニング,反転授業,大学動画配信Webサイトなど,多様な教育ICTサービスを提供しており,年々利用者が増加している.これらサービス利用の環境として,これまでも学内無線LANを整備していたが,サービス多様化にともない利用者の増加およびトラフィック量が増加した.そこで,学内のインターネット通信を分散して,複数回線にバイパスするデータオフロードの仕組みをeduroam基盤にて構築した.これまで,学内ネットワークの最終出口はSINETを介していたが,これに複数の商用回線を追加することでトラフィック負荷を軽減した.また,eduroam基盤には普及品の機器やオープンソースソフトウェアを用いることで,構築費用を軽減できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *計算機システム ,  ネットワーク ,  ソフトウェア ,  *計算機利用 ,  計算機網 ,  *無線LAN ,  *分散処理 ,  計算機利用システム ,  Web【情報システム】 ,  *LAN【通信】
準シソーラス用語： *パブリッククラウド ,  オープンソースソフトウェア ,  *クラウドコンピューティング ,  *トラフィック分散 ,  eduroam無線LAN ,  Webシステム ,  *キャンパスネットワーク

著者キーワード (5件)： eduroam ,  データオフロード ,  無線LAN ,  クラウドコンピューティング ,  Webシステム

分類 (2件)： 計算機網  (JC03000K) ,  無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (17件)：

• [1] ICT総研, “公衆無線LANサービス利用者動向調査,” http://ictr.co.jp/report/20170921.html , 2017年.
• [2] 総務省, “公衆無線LANの整備の促進,” http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/public_wi-fi/index.html , 2016年.
• [3] 文部科学省, “教育の情報化に関する基盤整備ICT環境の整備, ” http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1369635.htm , 2017年.
• [4] 株式会社マイナビ, “2019年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査, ” https://saponet.mynavi.jp/release/student/life/2019年卒マイナビ大学生のライフスタイル調査/ , 2018年.
• [5] 後藤英昭,曽根秀昭, “eduroamによる大学間無線LAN連携と国内外の動向,” 平成21年度情報教育研究集会 講演論文集, 2009年.

タイトルに関連する用語 (5件)： パブリッククラウド ,  オープンソースソフトウェア ,  トラフィック ,  基盤 ,  構築