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J-GLOBAL ID：201902247657435413   整理番号：19A2714050

KOOLS-IFU:光ファイバ一体型フィールドユニットを備えた京都岡山光学低分散分光器

KOOLS-IFU: Kyoto Okayama Optical Low-dispersion Spectrograph with optical-fiber Integral Field Unit

著者 (9件)： MATSUBAYASHI Kazuya (Kyoto Univ., Okayama, JPN) ,  OHTA Kouji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IWAMURO Fumihide (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  IWATA Ikuru (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA) ,  KAMBE Eiji (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA) ,  TSUTSUI Hironori (National Astronomical Observatory of Japan, Okayama, JPN) ,  IZUMIURA Hideyuki (National Astronomical Observatory of Japan, Okayama, JPN) ,  YOSHIDA Michitoshi (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA) ,  HATTORI Takashi (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA)
資料名： Publications of the Astronomical Society of Japan  (Publications of the Astronomical Society of Japan)
巻： 71  号： 5  ページ： 102.1-102.15  発行年： 2019年 
JST資料番号： W2414A  ISSN： 0004-6264  CODEN： PASJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 短いγ線バーストや重力波源の電磁的対応物のような一時的オブジェクトの観測は,迅速な分光法を必要とする。高速分光法を行うために,光ファイバ一体型フィールドユニット(IFU)を開発し,それを既存の光スペクトログラフKOOLSと接続した。KOOLS-IFUは,岡山天文観測所188cm望遠鏡に搭載された。ファイバ束のファイバコアとクラッド直径はそれぞれ100μmと125μmであり,127のファイバは二次元ファイバアレイのスリーブに六角形に充填されている。KOOLS-IFU性能を測定し,以下の結論を得た。(1)空間サンプリングはファイバ当たり2′′.34±0′′.05であり,全視野は127ファイバで30′′.4±0′′.6530であった;(2)KOOLSのグリズムの観測可能波長とスペクトル分解能は,それぞれ4030~7310Åと400~600,5020~8830Åと600~900,4160~6000Åと1000~1200,および6150~7930Åと1800~2400であった。(3)推定限界光度は,最適条件下で30分間の露光で18.2~18.7ABmagである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： γ線バースト ,  重力波【相対論】 ,  波源 ,  *光ファイバ ,  *分光計 ,  *分光写真器 ,  ファイバ束 ,  天体望遠鏡
準シソーラス用語： 分光器 ,  重力波源 ,  スペクトログラフ

分類 (1件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光ファイバ ,  体型 ,  フィールド ,  京都 ,  岡山 ,  光学 ,  分光器