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J-GLOBAL ID:201902247665270675   整理番号:19A1809420

ホスファチジルコリン表面層の安定性と潤滑効率に及ぼすコレステロールの影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Cholesterol on the Stability and Lubrication Efficiency of Phosphatidylcholine Surface Layers
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  号: 30  ページ: 7459-7467  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高負荷下で高コレステロール含量を含む飽和PC脂質ベシクルの潤滑特性を,二つの表面付着脂質層間の法線及びせん断力の詳細な表面力平衡測定により調べた。ジ-stear-oyl-phos-pha-tidyl-コリン(PC)(DSPC)小単層ベシクル(SUVs,またはリポソーム)を含む2つの対向雲母表面とコレステロール含有量を変化させた二分子層の間の力を水を通して測定した。一方,40%コレステロールを含むDSPC SUVsを吸着層と同じ脂質組成のSUVsのリポソーム分散を通して測定した。結果は,DSPC SUVsのコレステロール含量の増加により,正常負荷に対する安定性と抵抗性の低下を明確に示した。2つの10%コレステロールPC二分子層間の摩擦係数は40%コレステロール二分子層(μ≒10~3)と同じ範囲にあり,コレステロールがその潤滑性能よりも二分子層の機械的性質に対してより実質的な影響を有することを示した。さらに,40%コレステロールを含むDMPCおよびDPPCの潤滑効率は,これらの系における水和-潤滑の強化のために,DSPC 40%コレステロールのそれよりも優れていることを見出した。脂質貯留層の存在下で実験が行われると,層は自己治癒し,従って,それらのロバスト性はそのような条件下ではそれほど重要ではないことを見出した。安定性の低下におけるコレステロールの効果は水和に及ぼす影響よりも顕著であるが,安定性は脂質貯留層が存在する時にはより重要ではないと結論した。本研究は,ゲル相脂質層の機械的及び潤滑特性に及ぼす,顕著で重要な生理学的脂質であるコレステロールの影響に関する著者らの以前の研究を補完し,明らかにした。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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脂質一般  ,  有機化合物の薄膜 
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