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J-GLOBAL ID：201902247702656731   整理番号：19A0767910

炭素繊維を形状に沿って配向した部品の光造形 -配向方法の検討-

Laser Stereolithography with Carbon Fiber Oriented along Shape of Part -Study on Method for Orientation-

著者 (2件)： 中本剛 (千葉大学大学院) ,  朝倉隆文 (千葉大学大学院)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 85  号： 2  ページ： 202-207(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・レーザ光造形式付加製造によって製造される部品の材料は感光性高分子である。部品の機械的強度を増加させるために,感光性高分子部品は粒子または短繊維によって強化されなければならない。しかし,強化材料の間に感光性高分子が存在するため,強化感光性高分子部品の強度はそれほど増加しない。したがって,部品の端部から他の端部まで部品の形状に沿って,長繊維で補強することが必要である。本研究の目的は,そのプロセスを開発することである。炭素繊維は高い引張強度と柔軟性を有するので,長繊維として炭素繊維を選択する。例えば,レーザ光出力,ビームの描画速度,感光性高分子の厚さなどの作製条件を検討した。これらの条件を用いていくつかの例を作製した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  感光性高分子 ,  炭素繊維 ,  フィラメント糸 ,  付加製造 ,  レーザ出力 ,  *繊維配向 ,  紫外レーザ ,  光重合型樹脂 ,  厚み
準シソーラス用語： 長繊維 ,  *光造形式付加製造 ,  レーザ積層造形 ,  走査速度 ,  紫外線硬化樹脂 ,  厚み依存性

著者キーワード (10件)： レーザ立体リソグラフィー ,  炭素繊維 ,  フォトポリマー ,  配向 ,  繊維強化材料 ,  レーザ立体リソグラフィー ,  炭素繊維 ,  フォトポリマー ,  配向 ,  繊維強化材料

分類 (1件)： 強化プラスチックの成形  (YH04060J)

引用文献 (15件)：

• 1) 李東建, 三好隆志, 高谷裕浩, 河兄坪, 林照剛:セラミックナノ粒子混合樹脂を用いた液晶マイクロ光造形法に関する研究, 精密工学会誌, 71, 11 (2005) 1415.
• 2) G. Zak et al: Layered Manufacturing of Fiber-Reinforced Composites, Transactions of the ASME Journal of Manufacturing Science and Engineering, 121 (1999) 448.
• 3) M. Haberer et al: Design of a Slot - Coater Based Layered - Composites Manufacturing System, Transactions of the ASME Journal of Manufacturing Science and Engineering, 125 (2003), 564.
• 4) 中本剛, 松﨑一俊:磁界によって配向した短繊維で強化したマイクロ部品の光造形(造形装置と短繊維配向の検討), 日本機械学会論文集 C 編, 73, 729 (2007) 1598.
• 5) 中本剛, 児嶋伸弥:磁界によって配向した短繊維で強化したマイクロ部品の光造形(短繊維を配向した薄膜の積層), 日本機械学会論文集 C 編, 76, 772 (2010) 3843.

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素繊維 ,  配向 ,  光造形