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J-GLOBAL ID:201902247739630618   整理番号:19A2760305

日本周辺の沿岸及び外洋状態の監視及び予測のための新しい運用システムの開発【JST・京大機械翻訳】

Development of a new operational system for monitoring and forecasting coastal and open-ocean states around Japan
著者 (10件):
資料名:
巻: 69  号: 11-12  ページ: 1333-1357  発行年: 2019年 
JST資料番号: C0371A  ISSN: 1616-7341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本気象庁による運用のために,日本周辺の沿岸と外洋の状態を監視・予測する新しいシステムを開発した。このシステムは,4次元変分同化に基づく渦分解解析モデルと,時間的および空間的フィルタリングによる初期化スキームを組み込んだ日本沿岸域をカバーする高い(2km)分解能予測モデルから成る。同化と予測実験を2008年から2017年に行い,結果を種々の観測データセットに対して検証した。同化結果は,海面水温,沿岸海水準位,体積輸送,海氷における観測された変動性を良く捉えた。さらに,日本海に対する体積収支は,10km分解能解析モデルと比較して2km分解能予測モデルの使用により著しく改善された。予測結果は,このシステムが,日本と南日本海の黒潮海流域を含む多くの地域で1か月より長い予測限界を持つことを示した。事例研究の予測結果において,2017の黒潮大蛇行がよく予測され,日本の南の黒潮経路変動に伴う温水侵入も成功裏に再現された。オホーツク海の海氷予報は晩冬の海氷の進化を大きく捉えたが,初冬の海氷は比較的大きな誤差を含んでいた。このシステムは,中規模と沿岸規模の両方で海洋現象を監視し予測するための運用要件を満たす高い可能性を持っている。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
波浪,潮流  ,  海洋の構造・力学・循環 

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