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J-GLOBAL ID：201902248015294388   整理番号：19A1884350

アポ-Gloeobacterロドプシンへのレチナール結合:pHとレチナール-カロチノイド相互作用の役割【JST・京大機械翻訳】

Retinal Binding to Apo-Gloeobacter Rhodopsin: The Role of pH and Retinal-Carotenoid Interaction

著者 (4件)： Jana Sankar (Department of Organic Chemistry, Weizmann Institute of Science, Israel) ,  Eliash Tamar (Department of Organic Chemistry, Weizmann Institute of Science, Israel) ,  Jung Kwang-Hwan (Department of Life Science and Institute of Biological Interfaces, Sogang University, South Korea) ,  Sheves Mordechai (Department of Organic Chemistry, Weizmann Institute of Science, Israel)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 121  号： 48  ページ： 10759-10769  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去数十年にわたり,網膜蛋白質の構造,機能,性質,および分子機構が広く研究されてきた。新しく研究された網膜蛋白質Gloeobacterロドプシン(gR)は光駆動プロトンポンプとして作用し,細胞質領域から光吸収後の細胞外領域へプロトンを移動させる。以前に,gRがカロチノイドサリニキサンチン(sal)と結合できることを示した。本研究では,gRのアポ蛋白質に対する網膜の結合に及ぼすpHの影響を,gR色素を形成するために,salの存在下および不在下で報告する。異なるpHレベルでの結合は,2つの異なる蛋白質残基の滴定を反映し,1つはより低いpK_a3.5で,もう1つはより高いpK_a8.4で,色素の形成に影響を及ぼすことを見出した。色素の最大量はpH5で形成された。salの導入は,190倍の色素形成速度を加速する。更に,網膜発色団による結合部位の占有は,蛋白質立体配座変化を誘導し,これがカロチノイド立体配座に影響し,これが網膜-蛋白質共有結合の形成に先行することを示唆した。環構造が修飾された合成網膜類似体の検討により,レチナールの不在下では,網膜環構造が色素形成速度に影響し,無傷構造が効率的な色素形成に必要であることを明らかにした。しかしながら,サルの存在はこの効果を消失させ,全トランスレチナールとその修飾された環類似体は類似の速度で結合する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 網膜 ,  共有結合 ,  陽子 ,  結合部位 ,  *カロチノイド ,  類似物質 ,  発色団 ,  *ロドプシン ,  立体配座 ,  プロトンポンプ ,  色素 ,  *相互作用 ,  脂環式化合物 ,  ビタミンA ,  不飽和アルデヒド ,  ポリエン
準シソーラス用語： 分子機構 ,  *Gloeobacter , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  分子構造  (EB03020Y) ,  視覚  (EJ13020B)

物質索引 (1件)： レチナール

タイトルに関連する用語 (6件)： ロドプシン ,  レチナール ,  pH ,  カロチノイド ,  相互作用 ,  役割