文献

J-GLOBAL ID：201902248087380506   整理番号：19A1887383

コバルトクラスタアニオンの酸化において形成されたCO_NO_m-のマジック組成の観測と起源【JST・京大機械翻訳】

Observation and the Origin of Magic Compositions of Co_nO_m^- Formed in Oxidation of Cobalt Cluster Anions

著者 (5件)： Tomihara Ryohei (Department of Chemistry, School of Science, The University of Tokyo, Japan) ,  Koyasu Kiichirou (Department of Chemistry, School of Science, The University of Tokyo, Japan) ,  Koyasu Kiichirou (Elements Strategy Initiative for Catalysts and Batteries (ESICB), Kyoto University, Japan) ,  Tsukuda Tatsuya (Department of Chemistry, School of Science, The University of Tokyo, Japan) ,  Tsukuda Tatsuya (Elements Strategy Initiative for Catalysts and Batteries (ESICB), Kyoto University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 20  ページ： 10957-10963  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遊離コバルトクラスタアニオンCo_n-の酸化過程の初期段階への原子論的洞察を得るために,O_2の種々の圧力によるCo_n-(n≦10)の反応を実験的および理論的に研究した。mの関数としての酸化生成物Co_nO_m-のポピュレーション分析は,2つのタイプのマジック組成を明らかにした。すなわち,単一O原子の添加とマジック組成からの単一O原子の除去により,母集団は急激に減少する。前者型のマジック組成はさらに酸素リッチ(n:m~3:4)と酸素欠乏(n:m~1:1)シリーズに分けられた。組成がバルク中のCo_3O_4のそれに匹敵するので,酸素に富む組成は,完全に酸化された状態に最も対応している可能性がある。それらの出現は完全に酸化されたクラスタへのO原子の結合エネルギーの著しい減少に起因する。対照的に,酸素不足組成は,表面のみが,Co_n-の表面上でO原子を連続的に結合させ,その形態を保持することにより,酸化が進行するという理論的予測に基づいて酸化される完全酸化状態の中間体に対応する。それらの出現は,Co_n部分の著しい構造変化による内部酸化に対する速度論的ボトルネックに起因する。対照的に,後者型のマジック組成は,光電子分光法によって決定された断熱電子親和性のm依存挙動に基づく内部熱Co酸化物クラスタの緩和中のアニオン状態としての生存確率の急激な増加と関連している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 生存率 ,  *クラスタ ,  酸素 ,  速度論 ,  酸素欠乏 ,  *コバルト ,  結合エネルギー ,  *酸化 ,  *アニオン ,  予測 ,  緩和現象 ,  酸化物
準シソーラス用語： 構造変化 ,  完全酸化 ,  酸素原子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化 ,  マジック ,  組成 ,  観測 ,  起源