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J-GLOBAL ID：201902248146981138   整理番号：19A2238967

アデノイド症における上皮間葉転換における真核生物翻訳開始因子3サブユニットE(eIF3E)の可能な役割【JST・京大機械翻訳】

The Possible Role of Eukaryotic Translation Initiation Factor 3 Subunit e (eIF3e) in the Epithelial-Mesenchymal Transition in Adenomyosis

著者 (4件)： Cai Xianjun (Department of Obstetrics and Gynecology, the Seventh People’s Hospital, Ningbo, Zhejiang, China) ,  Shen Minhong (Shanghai Obstetrics and Gynecology Hospital, Fudan University, Shanghai, China) ,  Liu Xishi (Shanghai Obstetrics and Gynecology Hospital, Fudan University, Shanghai, China) ,  Nie Jichan (Shanghai Obstetrics and Gynecology Hospital, Fudan University, Shanghai, China)
資料名： Reproductive Sciences  (Reproductive Sciences)
巻： 26  号： 3  ページ： 377-385  発行年： 2019年 
JST資料番号： W5382A  ISSN： 1933-7191  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 上皮間葉移行(EMT)は,細胞浸潤と線維形成を促進することにより腺筋症に関与することが報告されている。しかし,腺筋症の間にEMT過程を調節する重要な因子を同定した研究はほとんどない。真核生物翻訳開始因子3サブユニットe(eIF3e)蛋白質は,キャップ依存性翻訳開始に必須なマルチサブユニットeIF3複合体の成分である。本研究の目的は,eIF3eが腺筋症におけるEMTに関与するかどうかを調査することであった。異所性子宮内膜組織標本を,超音波診断および組織学的に確認された腺筋症を有する40人の閉経前女性から採取した。対照として,子宮内膜試料は,良性婦人科疾患または頸部上皮内腫瘍形成に対して手術を受けたが,子宮内膜症,腺筋症および子宮線維症を伴わない40人の循環閉経前女性患者から得られた。すべての組織サンプルは,eIF3e,形質転換成長因子β1(TGF-β1),Eカドヘリン,ビメンチン,Snail,および増殖細胞核抗原(PCNA)の免疫組織化学分析を受けた。異所性子宮内膜の上皮成分はeIF3eとE-カドヘリンに対する免疫活性を有意に低下させたが,TGF-β1,Snail,ビメンチン,PCNAに対する免疫活性は対照子宮内膜と比較して高かった(すべてのP値<.05)。差は年齢,パリティ,または月経期によって影響されなかった。eIF3e染色レベルはTGF-β1,ビメンチン,SnailおよびPCNAのそれらと負に相関した(両方のP値<.05)。これらのデータは,eIF3eの発現の減少がTGF-β1シグナル伝達経路の活性化を通して腺筋症の発生におけるEMTの道を開くかもしれないことを示唆する。著者らの研究は,腺筋症の発生と治療に新しい洞察を提供した。Copyright The Author(s) 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 子宮 ,  ビメンチン ,  *上皮 ,  免疫組織化学 ,  超音波診断 ,  ヒト ,  TGFβ ,  線維症 ,  複合体 ,  子宮内膜 ,  *サブユニット ,  子宮腺筋症 ,  子宮内膜症 ,  腫瘤形成
準シソーラス用語： Snail ,  *上皮間葉転換 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： eIF3E ,  アデノイド症 ,  上皮間葉転換 ,  TGF-β1

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  婦人科・産科の基礎医学  (GS01020L)

タイトルに関連する用語 (6件)： アデノイド ,  上皮間葉転換 ,  真核生物翻訳開始因子3 ,  サブユニット ,  eIF3E ,  役割