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J-GLOBAL ID：201902248477158465   整理番号：19A0610767

変形M系列による2重選択性音響伝送路用チャネルサウンダ

Channel Sounders Employing Modified M Sequences for Doubly-Selective Acoustic Channels

著者 (6件)： 森田宗一郎 (立命館大学院理工学研究科) ,  村山陽寛 (立命館大学院理工学研究科) ,  湯本菜々瀬 (立命館大学院理工学研究科) ,  中務光基 (立命館大学院理工学研究科) ,  竹村真志 (立命館大学院理工学研究科) ,  久保博嗣 (立命館大学理工学部電子情報工学科)
資料名： Journal of Signal Processing (Web)  (Journal of Signal Processing (Web))
巻： 23  号： 1  ページ： 23-34(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0425A  ISSN： 1880-1013  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： チャネルサウンディング性能を改善するために,本論文は,厳しい時間および周波数選択性環境,すなわち2重選択性環境における音響通信のための修正最大長(M)シーケンスを用いたチャネルサウンダを議論した。M系列を用いた従来のチャネルサウンダには依然として以下の問題がある: すなわあち,1)M系列はそれらの自己相関のためにサイドローブを有する;2)それらは望ましくない周波数帯域の音響信号を出力する;3)推定チャネルインパルス応答は,送信側と受信側との間のサンプリング周波数偏差により時間変化する。本論文では,1),2),3)について,それぞれ修正M系列,Tx/Rx側のバンドパスフィルタ,補間を用いたオーバサンプリング信号処理を用いた。次に,計算機シミュレーション結果と実験結果により,提案方式がチャネルサウンディング性能を向上させることを確認した。最後に,本論文では提案したチャネルサウンダを用いて実際の音響チャネル環境を評価した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *M系列 ,  *伝送線路 ,  選択性 ,  *音波通信 ,  インパルス応答 ,  帯域フィルタ ,  標本抽出 ,  *チャネル ,  *音響 ,  オーバサンプリング ,  周波数選択性
準シソーラス用語： バンドパスフィルタ ,  *音響通信 ,  *伝送路

著者キーワード (5件)： 音響通信 ,  水中音響通信 ,  チャネルサウンダ ,  二重選択性チャネル ,  最大長シーケンス

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W)

引用文献 (20件)：

• [1] 松岡保静, 中島悠輔, 吉村健: 可聴帯域における音波情報伝送技術, 信学技報, Vol. EA2006-24, pp.25-29, July 2006.
• [2] A.C. Singer, J.K. Nelson and S.S. Kozat: Signal processing for underwater acoustic communications, IEEE Commun. Mag., Vol. 47, pp. 90-96, Jan. 2009.
• [3] F. Qu, Z. Wang, L. Yang and Z. Wu: A journey toward modeling and resolving Doppler in underwater acoustic communications, IEEE Commun. Mag., Vol. 54, pp. 49-55, Feb. 2016.
• [4] 久保博嗣: 高速時変伝送路に適した差動時空符号化とその無線通信システムへの応用, 信学技報, Vol. RCS2013-193, pp.87-91, Nov. 2013.
• [5] T. Shimura, H. Ochi and Y. Watanabe: Time-reversal communication with moving source-receiver in shallow water, Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 45, No. 5B, pp. 4847-4852, 2006.

タイトルに関連する用語 (4件)： M系列 ,  選択性 ,  音響 ,  伝送路