抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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木製品の製作実習において,作業が遅れがちな学生は,作業の見通しを立てて行動することが苦手とされており,作業段取りや作業計画に関する学習が重要である。本研究では,木材加工作業の連合作業分析を通して,作業が改善される様子を観察した。学生 2 人で 1 組となり,簡単な構造の CD ラックと,やや製作が難しい木製ラックを順に製作させた。その結果,木材加工の経験が多い学生は,手空き時間がほとんどなく製作題材の違いによる大きな作業工程の変更はみられなかった。それに対し,木材加工の経験が少ない学生では,手空き時間がしばしばみられ,効率的な作業を行っていたとはいえなかった。しかし,木製ラックの製作時には作業工程の改善がみられた。(著者抄録)