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J-GLOBAL ID:201902248922239882   整理番号:19A1796638

日本,北海道,オホーツク地域における台風上陸3回による河川域における地質工学的災害調査報告

Investigation report of geotechnical disaster on river area due to typhoon landfall three times on Okhotsk region, Hokkaido, Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 59  号: 3 (冊子)  ページ: 764-782  発行年: 2019年06月 
JST資料番号: U2456A  ISSN: 0038-0806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2016年8月17日から23日までの1週間にわたって,3つの連続した台風が,記録上初めて北海道に上陸した。これらの台風と前線は,北海道の東部において,記録された記録破壊豪雨を刺激した。この降雨から生じる地盤と河川への被害を調査するために,日本の土木学会(JSCE)と地盤工学会(JGS)は,調査を実施するために災害研究グループを組織した。本報告は,この巨大で多様な災害を受けた北海道,オホーツク地域の常呂川に沿った地域の地盤への被害に関する調査の結果を提供する。具体的には,越流水により破壊・浸食された堤防の状況,堤体の形状,断面の観測により調べた堤体土の性状,砂沸騰と空気吹の発生について述べた。また,道路盛土の流出と道路橋実装充填材と橋台裏込めに対する損傷についても調査した。本研究では,浸食と流出の背後にあるメカニズムを明らかにするために,橋台裏込めと堤体の抵抗を明らかにする必要があることを示し,砂沸騰のスケールと堤体安定性の変化を明らかにする必要があり,既存の堤防が河川から流出した洪水水を一時的に抑制できるという事実を示した。さらに,津波に関連した盛土の流出に関する研究の知見は,越流水に対する対策に適用できることが確認されているが,模型試験を用いて主要な地質工学的要因を明らかにすることや,堤防や盛土を越流水による侵食や流出から防ぐために出来るだけ早期に,地質工学安定性レビューを策定するためにより詳細な解析手法を使用することも,必要だと判った。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (21件):
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