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J-GLOBAL ID:201902248938206066   整理番号:19A1781615

母体免疫活性化のマウスモデルにおける体温調節,免疫応答および妊娠転帰に対するポリ(I:C)変動性の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of poly(I:C) variability on thermoregulation, immune responses and pregnancy outcomes in mouse models of maternal immune activation
著者 (11件):
資料名:
巻: 80  ページ: 406-418  発行年: 2019年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウイルス模倣体,ポリ(I:C)の投与に基づく母体免疫活性化(MIA)モデルは,免疫仲介神経発達障害と精神疾患に関連してニューロンと行動機能障害を研究する実験ツールとして広く使用されている。非妊娠げっ歯類における研究からの証拠は,異なるポリ(I:C)生成物が,それらが同じベンダから得られるとしても,それらの免疫原性により変化することを示唆する。本研究は,これらの知見を妊娠マウスに拡張することを目的とし,一方リポ多糖類(LPS)による潜在的汚染のための種々のポリ(I:C)製品を制御することを目的とした。高分子量範囲(1000~6000ヌクレオチド長)におけるdsRNAフラグメントの相対量に関して,同じベンダ(Sigma-Aldrich)から得られたポリ(I:C)カリウム塩の異なるバッチ間の有意な変動性を見出し,母親の血漿,胎盤及び胎児脳における母親の体温調節及び免疫応答に及ぼすそれらの影響について検討した。多量の高分子量フラグメントを含むポリ(I:C)カリウム塩のバッチは,最小量の高分子量フラグメントを有するバッチと比較して,熱調節および免疫応答に対してより広範な影響を誘導した。これらの知見と一致して,高分子量dsRNA(HMW)に富むポリ(I:C)は,低分子量(LMW)ポリ(I:C)と比較して,より大きな母性および胎盤免疫応答を引き起こした。これらの可変効果は,可能なLPS汚染とは無関係であった。最後に,著者らは,自然流産率に及ぼすそれらの影響の観点から,ポリ(I:C)カリウム塩の異なるバッチ間の著しい変動性を見出した。このバッチからバッチへの可変性は,マウスにおける異なるポリ(I:C)投与プロトコルを用いた3つの独立した研究グループにより確認された。まとめると,本データは異なるポリ(I:C)生成物が免疫応答の変化を誘導し,母親の生理学及び妊娠結果に異なる影響を及ぼすことを確認した。したがって,ポリ(I:C)に基づくMIAモデルで研究する研究者は,使用中の製品の正確な分子組成と免疫原性を確認し,考慮することが重要である。著者らは,表現型データを経験的に獲得された品質情報と結合する参照データベースの確立を推奨し,それはポリ(I:C)ベースのMIAモデルの設計,実装および解釈を助けることができる。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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精神科の基礎医学 

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