文献

J-GLOBAL ID：201902248944745801   整理番号：19A0659404

反応性分子動力学シミュレーションからのHSO_3FにおけるOH伸縮倍音誘起動力学【JST・京大機械翻訳】

OH-Stretching Overtone Induced Dynamics in HSO₃F from Reactive Molecular Dynamics Simulations

著者 (2件)： Brickel Sebastian (Department of Chemistry, University of Basel, Switzerland) ,  Meuwly Markus (Department of Chemistry, University of Basel, Switzerland)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 121  号： 27  ページ： 5079-5087  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フルオロスルホン酸(HSO_3F)におけるOH伸縮誘起動力学を,多重表面断熱反応性分子動力学(MS-ARMD)シミュレーションを用いて統計的に有意な数のトラジェクトリーから特性化した。H-移動とHF-脱離を記述するグローバルな反応ポテンシャルエネルギー面を,1kcal/molより良い精度で,MP2/6-311G++(2p,2d)レベルの理論でパラメータ化した。OH局所モードに沿った励起はH移動動力学をもたらすが,HFの脱離は5000トラジェクトリーのうちの1つに対してν≧6の励起に対してのみ観測される。この発見は,H_2SO_4とHSO_3Clの振動誘起光解離の状況と基本的に異なり,OH伸縮モードに沿った4量子の励起でも,H2OとHClの除去は,サブナノ秒時間スケールで容易に観測された。HSO_3X(X=F,Cl)におけるHX除去のRRKM速度は5倍だけ異なる。反応性分子動力学シミュレーションからの知見は,RRKM結果と共に,閉じたHF生成チャネルの起源が動的であることを示した。これはまた,衝撃波管におけるヒドロフルオロエタンの実験結果と一致し,顕著な非RRKM挙動を見出した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 励起 ,  *反応性 ,  多重化 ,  *分子動力学 ,  局在振動 ,  パラメタリゼーション ,  トラジェクトリー ,  *シミュレーション ,  チャネル ,  キャラクタリゼーション ,  脱着 ,  光解離 ,  *倍音 ,  ポテンシャルエネルギー面 ,  *計算機シミュレーション
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： 分子間相互作用  (BH07020P) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  原子とラジカルの反応  (CB06030C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 反応性 ,  分子動力学シミュレーション ,  伸縮 ,  倍音 ,  誘起 ,  動力学