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J-GLOBAL ID:201902249260375433   整理番号:19A0614536

草刈りと抑草剤,ビスピリバックナトリウム塩液剤の併用による瀬戸内海地域における芝生畦畔の維持管理の検討

Management of grass levees in Seto Inland Sea area by mowing plus bispyribac herbicide
著者 (1件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 105-110  発行年: 2019年03月31日 
JST資料番号: Y0866A  ISSN: 0285-8800  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Zoysia japonica(シバ)栽培品種の「朝駆」が主な瀬戸内海地域における芝生は,年に3回,5月,7月および9月に芝刈りを行う。著者らは7月の芝刈りを除草剤のビスピリバックナトリウム塩液剤の1回使用に代える研究をした。2016年は,6月初旬~7月下旬の間に除草剤処理をした場合および従来通りの7月の芝刈りの9月における,芝生の乗算優占度(m3/m3),[植物群落高(m)x被覆度(m2/m2)]に顕著な差異はなかった。2017年は,植物群落高は6月初旬~7月下旬の間に除草剤処理をした場合および従来通りの7月の芝刈りの間でほとんど同じであった。しかし,乗算優占度(対照を含む)はチガヤ(Imperata cylindrica)の占有により2016年の2.4倍で,シバ被覆度は減少した。本結果は,除草剤噴霧時にチガヤが少ない場合には芝刈りの代わりに除草剤を利用することが可能であることを示すものである。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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造園植物 
物質索引 (1件):
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引用文献 (21件):
  • 浅見佳世・服部 保・赤松弘治(1995):河川堤防植生の刈り取り管理に関する研究,ランドスケープ研究 58(5),125-128
  • 伏見昭秀・長沼和夫(2016):瀬戸内沿岸地域における農村の芝生畦畔では年3回の草刈りでシバ(Zoysia japonica)の生育に必要な光環境は確保できた,芝草研究 45,12-15
  • 伏見昭秀・橘 雅明・長沼和夫(2015):シバ在来品種「朝駆」の導入が農村畦畔の群落高の推移および発生種に及ぼす影響,芝草研究 43,163-167
  • MacDonald, G. E. (2004):Cogongrass (Imperata cylindrica)-Biology, Ecology, and Management, Plant Sciences 23,367-380
  • 橋本仁一(2010):抑草剤や除草剤を利用した法面植生の省力的管理技術の開発,雑草と作物の制御 6,16-19
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