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J-GLOBAL ID:201902249268236122   整理番号:19A1805166

牛乳メタボロミクスのための化学同位体標識LC-MSの開発:アミン/フェノールサブメタボロームの包括的及び定量的プロファイリング【JST・京大機械翻訳】

Development of Chemical Isotope Labeling LC-MS for Milk Metabolomics: Comprehensive and Quantitative Profiling of the Amine/Phenol Submetabolome
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 4435-4443  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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牛乳は種々の蛋白質,脂質及び代謝産物を含む複雑な試料である。牛乳メタボロームの研究は,栄養研究の一般分野におけるメタボロミクスの重要な応用を表す。しかしながら,牛乳代謝産物の包括的で定量的な分析は,これらの代謝産物の化学的/物理的性質と濃度の広範囲の変動のために困難な仕事である。アミン/フェノールサブメタボロームを標的とするダンシル化標識を用いた化学同位体標識(CIL)と液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS)に基づく牛乳メタボロームの徹底的プロファイリングのための分析的ワークフローを報告する。蛋白質沈殿のための牛乳に対する溶媒の3:1比でのメタノールの使用と脂質除去のためのジクロロメタンを含む最適試料調製法を開発し,可能な限り多くの代謝産物を検出し定量した。このワークフローは,一般的に異なる種(ウシ,ヤギ,ヒト)とタイプのプロファイル牛乳メタボロームに適用できることが分かった。1:1,2:1,及び1:2~12C-/13C標識牛乳試料の実験的反復分析(n=5)からの結果は,ピーク対の95.7%,94.3%及び93.2%がそれぞれ±50%の精度範囲内の比値を有し,90.7%,92.6%及び90.8%のピーク対が20%以下のRSD値を有することを示した。牛乳(ブランド,バッチ,および脂肪割合)の異なるカテゴリーからの36試料の代謝分析において,合計7104のピーク対または代謝産物がLC-MSラン当たり検出された平均4573±505(n=108)対で検出された。それらの間で,3820のピーク対が,質量と保持時間によって明らかに同定された70の代謝産物を有する試料の80%以上で検出された。アミン/フェノールサブメタボロームのこの非常に高い被覆率は,牛乳メタボロームの複雑性を示す。牛乳と乳製品は日常的に大量に消費されるので,低濃度でもこれらの牛乳代謝産物の摂取量は累積的に高い。CIL LC-MSを用いた牛乳メタボロームの高被覆率分析は,ヒトの健康に及ぼすこれらの代謝産物の影響の研究を含む将来の研究において非常に有用である。それはまた,乳生産の改善,新しい加工技術の開発,栄養製品の開発,品質管理,および乳製品認証のような地域の酪農業においても有用である。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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