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J-GLOBAL ID：201902249567368496   整理番号：19A1042108

堆積物の増加にもかかわらずケルプ層のボトムアップ刺激を過剰にするトップダウンウニ【JST・京大機械翻訳】

Top-down sea urchin overgrazing overwhelms bottom-up stimulation of kelp beds despite sediment enhancement

著者 (4件)： Kriegisch N. (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, Hobart 7001, Australia) ,  Reeves S.E. (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, Hobart 7001, Australia) ,  Johnson C.R. (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, Hobart 7001, Australia) ,  Ling S.D. (Institute for Marine and Antarctic Studies, University of Tasmania, Hobart 7001, Australia)
資料名： Journal of Experimental Marine Biology and Ecology  (Journal of Experimental Marine Biology and Ecology)
巻： 514-515  ページ： 48-58  発行年： 2019年 
JST資料番号： E0533A  ISSN： 0022-0981  CODEN： JEMBAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物起源海洋生息場所は多数のヒトストレッサーによって脅かされ,特に都市化された温帯海岸は激しく蓄積する影響の範囲に曝されている。ここでは,オーストラリアの最大の湾(港フィリピン湾,Victoria)の都市化された設定の中で,14か月の野外実験にわたり,ロッキー礁大型藻類層構造に及ぼす栄養素,堆積およびウニの近似的な二倍化の個別および複合効果を試験するために,3方向要因計画を用いた。著者らの目的は,これらのストレッサーが,単独および組合せで適用されたとき,変化した大型藻類層構造(すなわち,キャノピーおよび下層成分)をもたらすかどうかを調べることであった。実験は,高い堆積の有無における大型藻類層構造の「トップダウン」(ウニ過剰放牧)と「ボトムアップ」(高栄養分)制御の対立する影響を評価するために設計した。著者らは,ケルプ被覆と豊度が栄養強化(全体的に約2倍の環境栄養レベル,NH_3,NO_xとFRPがそれぞれ2.6,1.5と1.4倍高い)に正に応答することを示す。しかし,栄養強化の局所的な正の効果は,増加した草食動物の負の効果によって圧倒された。Fucoid被覆は実験処理に対する応答を示さず,都市ストレスに対するより大きな回復力を示したが,フコイダンの豊度の傾向は14か月を超えて発現する正の栄養素と負のウニ効果の可能性を示した。turf被覆は,栄養素濃縮に対する検出可能な応答を示さない非常に異なる傾向を示したが,ケルプの優先的ウニ放牧の結果として,ケルプからの競合的放出により仲介されたウニ増強に対する正の応答を示した。強化された沈降(2倍の環境負荷)は,ケルプ,フコイダンまたは他の藻類のギルドに対して検出可能な影響を持たなかったが,ウニの豊度の増加と組み合わせて適用したとき,ウニの放牧の影響を否定するように見えた。非tur底層の被覆は全ての実験的処理を通して応答を示さず,このギルドの比較的高い回復力を示した。まとめると,ウニ放牧の「トップダウン」効果は,ケルプに及ぼす栄養強化の正の「ボトムアップ」効果を圧倒することができ,ウニ豊度は過剰放牧閾値を超えないことを示し,大型藻類群集構造は栄養レベルおよび/または沈降における近似的倍加に対する回復力を示すように見える。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  環境影響 ,  栄養素 ,  海岸 ,  被覆 ,  放牧 ,  都市 ,  *堆積物 ,  生息場所 ,  海洋 ,  温帯 ,  都市化 ,  オーストラリア連邦 ,  沈降
準シソーラス用語： *ケルプ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 食害 ,  Heliocidaris赤血症 ,  Ecklonia ,  位相シフト ,  栄養化 ,  堆積作用

分類 (3件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  異種生物間相互作用  (EE01050A) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (6件)： 堆積物 ,  ケルプ ,  ボトムアップ ,  刺激 ,  トップダウン ,  ウニ