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J-GLOBAL ID:201902249704553597   整理番号:19A2126451

腸内Microbiotaの組成はマウスにおけるウイルス誘発性大腸炎の転帰を決定する【JST・京大機械翻訳】

Composition of the Intestinal Microbiota Determines the Outcome of Virus-Triggered Colitis in Mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 10  ページ: 1708  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7074A  ISSN: 1664-3224  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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腸内微生物相は,宿主の健康と病気に関係する複雑な生態系である。炎症性腸疾患(IBD)は胃腸粘膜の多因子性慢性疾患である。正確な機構はまだ不明であるが,腸内微生物相はIBD発生において重要である。著者らは以前,マウスノロウイルス(MNV)が微小生物学的に依存してIBDのIL10欠損(IL10-/-)マウスモデルにおいて大腸炎を誘導することを示した。したがって,本研究では,IL10-/-マウスにおけるMNV誘発性大腸炎の結果に対して,異なる最小細菌コンソーシアムが影響するかどうかを分析した。Oligo-Mouse-Microbiota 12(OMM~12)またはAltered Schaedler フロリダ(ASF)と関連したgnotbiotic IL10-/-マウスは,結腸および盲腸において炎症性病変をほとんど発症しなかった。MNV感染はASFコロニー化マウスにおいてのみ大腸炎重症度を悪化させたが,OMM12に関連するものにおいてはそうではなかった。MNV感染の4週間後に,ASFコロニー化IL10-/-マウスの炎症性病変は,上皮過形成,炎症細胞の浸潤,およびバリア透過性の増加により特徴付けられた。ASFコロニー化IL10-/-マウスのセグメント化糸状細菌(SFB)との共コロニー形成はMNV誘導結腸炎を消失させたが,SFB-OMM12共コロニー化マウスの組織病理学的スコアは変化しなかった。さらに,SFBはASFと関連したマウスのみをコロニー化した。ASFコロニー化マウスにおけるSFB仲介保護効果は,MNV感染の慢性および急性期における腸バリア防御機構および粘膜免疫応答の活性化を増強した。SFBコロニー形成は,タイトジャンクション蛋白質,抗菌ペプチドおよび粘液の発現を増加させることによって腸バリア機能を強化した。さらに,SFBコロニー形成は,Tnfα,IL1β,およびIL12aのような炎症誘発性サイトカインの発現,ならびに調節性サイトカインTgfβの発現を増強した。全体として,著者らの結果はMNV誘発性大腸炎が微生物の状況に依存することを示した。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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免疫反応一般  ,  感染免疫  ,  細胞生理一般 
引用文献 (80件):
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