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J-GLOBAL ID：201902249729886235   整理番号：19A0214781

甲状腺乳頭状癌組織における微小RNA-1243の発現とヒト甲状腺癌細胞株TPC-1の増殖と移動への影響【JST・京大機械翻訳】

Expression of microRNA-1243 in papillary thyroid carcinoma and its effect on proliferation and migration of human thyroid carcinoma cell line TPC-1

著者 (3件)： Di Wang (河北医科大学第二医院甲状腺外科,石家庄,050003) ,  Ji Hong (河北医科大学第二医院甲状腺外科,石家庄,050003) ,  Li Qinghuai (河北医科大学第二医院甲状腺外科,石家庄,050003)
資料名： Zhonghua Shiyan Waike Zazhi  (Zhonghua Shiyan Waike Zazhi)
巻： 35  号： 11  ページ： 2125-2127  発行年： 2018年 
JST資料番号： C2337A  ISSN： 1001-9030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 【目的】甲状腺乳頭状癌における微小RNA(miRNA,miR)-1243の発現と,ヒト甲状腺癌細胞TPC-1の増殖と移動に及ぼすその影響を調査する。方法:手術を受けた甲状腺乳頭状癌患者127例を収集し、同一患者の癌周囲組織サンプルを対照とし、リアルタイム蛍光定量ポリメラーゼ連鎖反応(RT-qPCR)を用いて、癌及び癌周囲組織中のmiR-1243の発現を測定した。甲状腺乳頭状癌TPC-1細胞を体外培養し、miRNA抑制物を用いてmiR-1243をノックダウンした後、水溶性の甲亢化合物(MTS)による細胞の増殖能力及び移動小室(Transwell)による細胞の移動能力を測定した。【結果】甲状腺乳頭状癌におけるmiR-1243の相対的発現量は,1.27±0.10であり,対照群の1.88±0.14より有意に低かった(t=15.764,P=0.003)。miR-1243発現は甲状腺乳頭状癌のリンパ節転移、TNM分期と明らかに相関したが(P=0.029、0.035)、患者の性別、年齢と腫瘍の大きさとは明らかな相関がなかった。ブランク対照と陰性対照群におけるmiR-1243発現量は,それぞれ1.03±0.09,1.21±0.11であり,miR-1243抑制物トランスフェクション群0.27±0.06より有意に高かった(t=16.435,P=0。;miR-1243細胞の増殖能力は5.68±0.07で,ブランク対照群と陰性対照群の4.62±0.17と4.89±0.04より有意に高かった(t=2.135,P=0.032)。miR-1243抑制物トランスフェクション群の遊走細胞数(45.64±10.31)はブランク対照群(23.15±8.21)と陰性対照群(21.73±7.87)より多かった(t=1.957,P=0.027)。【結語】miR-1243は,甲状腺乳頭状癌組織で下方制御され,TPC-1細胞でmiR-1243をノックダウンすると,細胞増殖と遊走能が促進される。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  蛍光 ,  トランスフェクション ,  *乳頭状癌 ,  *甲状腺 ,  リンパ節転移 ,  *ヒト ,  PCR法 ,  ブランク ,  ダウンレギュレーション ,  細胞増殖 ,  *甲状腺腫瘍
準シソーラス用語： 遊走 ,  遺伝子ノックダウン法 ,  マイクロRNA , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： MicroRNA-1243 ,  Thyroid papillary carcinoma ,  Cell proliferation ,  Cell migration

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 甲状腺 ,  乳頭状癌 ,  組織 ,  微小 ,  発現 ,  ヒト ,  甲状腺癌 ,  細胞株 ,  増殖