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J-GLOBAL ID：201902249854174679   整理番号：19A1090061

操船シミュレータにおける波向き映像の差異が生体の立位姿勢動揺に与える影響

著者 (4件)： 土井根礼音 (東京電機大) ,  瀬田広明 (鳥羽商船高専) ,  本間章彦 (東京電機大) ,  坂牧孝規 (鳥羽商船高専)
資料名： 日本航海学会講演予稿集(Web)
巻： 7  号： 1  ページ： 73-76 (WEB ONLY)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0881A  ISSN： 2188-4412  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 乗船者の疲労は,船舶事故を引き起こすヒューマンエラーの原因の一つとして報告されており,その原因の特定や定量化は重要な研究課題である。筆者らは,生体のエネルギー消費量を肉体的疲労の指標とし,船舶動揺によって発生する生体の頭部・腰部動揺が生体のエネルギー消費量の増加につながることを解明した。また,操船シミュレータにおける波浪映像が,立位姿勢の訓練者に重心動揺を生じさせることを確認した。本研究の目的は,操船シミュレータにおける波浪映像の波向きの差異が,生体の立位姿勢動揺に与える影響を解明することである。本研究では,操船シミュレータの船首方向を正面とし,被験者8名を対象に,波が無い状態,波高3m,周期8sの波向きが90°,135°,180°の映像を提示し,重心動揺の解析を行った。重心動揺の解析は,重心動揺の総軌跡長と,縦方向・横方向の移動距離の比を指標として行った。実験結果から,操船シミュレータにおける波浪映像の波向きにより,生体の重心動揺が異なることがわかった。また,実験中の生体のエネルギー消費量は,小型船舶乗船時に比べて有意に少ないことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 疲れ ,  ヒューマンエラー ,  船員 ,  事故防止 ,  *訓練用シミュレータ ,  生物 ,  *動画像 ,  立位 ,  *重心動揺 ,  姿勢 ,  エネルギー消費 ,  生体計測 ,  人間工学 ,  船舶 ,  *波浪 ,  距離 ,  移動 ,  運動負荷
準シソーラス用語： 移動距離 ,  生体 ,  操船シミュレータ ,  立位姿勢動揺

分類 (2件)： 航海と実務  (TD01020F) ,  人間機械系  (IB03000G)

タイトルに関連する用語 (7件)： 操船シミュレータ ,  波 ,  映像 ,  差異 ,  生体 ,  立位姿勢 ,  動揺