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J-GLOBAL ID：201902249990427666   整理番号：19A2730624

強直性脊椎炎の病因:最新情報【JST・京大機械翻訳】

The Pathogenesis of Ankylosing Spondylitis: an Update

著者 (2件)： Pedersen Susanne Juhl (Copenhagen Center for Arthritis Research (COPECARE), Center for Rheumatology and Spine Disease, Rigshospitalet, Glostrup, Denmark) ,  Maksymowych Walter P. (Department of Medicine, University of Alberta, Edmonton, Alberta, Canada)
資料名： Current Rheumatology Reports  (Current Rheumatology Reports)
巻： 21  号： 10  ページ： 1-10  発行年： 2019年 
JST資料番号： W4261A  ISSN： 1534-6307  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強直性脊椎関節炎(AS)は,軸関節を含む慢性炎症性疾患である。前ぶどう膜炎,乾せん,大腸炎などの症状も多発している。ASの病因に関するこのレビューは,分野内での最近の発見に関する最新のものを含んでいる。HLA-B*27は病因において依然として重要であると考えられており,最近,腸の微生物とその代謝産物および感染中の細菌の取り扱いに大いに影響することが示されている。HLA-B*27の生化学的及び生物物理学的性質は,小胞体ストレス応答を誘導し,オートファジー/アンフォールド蛋白質応答(UPR)を促進するために,その能力に影響を及ぼす。HLA-B*27遊離重鎖は,T細胞,NK細胞および骨髄細胞を介して炎症を誘導する可能性がある。UPR遺伝子の誘導は,腫瘍壊死因子-α(TNF-α),インターロイキン-17(IL-17),IL-23,およびインターフェロン-γの放出とTヘルパー(Th)17細胞の増加をもたらす。いくつかの他のHLA-Bおよび非B分子はASと関連しているが,病因におけるそれらの役割は不明である。小胞体アミノペプチダーゼ(ERAP)1と2の遺伝子型はHLA-B*27分子により発現される抗原プールの変化と関連している。腸において,先天性免疫細胞3型(ILC3)はIL-17とIL-22のT細胞発現に影響する。γ-δ(γ/δ)T細胞はIL-17を生産するためにIL-23により誘導される。IL-7は粘膜関連不変T(MAIT)細胞を誘導し,IL-17を産生する。ミクロビオームの他に,ゾニリンは腸上皮バリアにおけるタイトジャンクションの透過性に及ぼすその影響を通して重要である可能性がある。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 抗原 ,  インターフェロンγ ,  タンパク質 ,  T細胞 ,  アミノペプチダーゼ ,  *病因 ,  HLA-B ,  オートファジー ,  粘膜 ,  遺伝子 ,  細菌 ,  乾癬
準シソーラス用語： インターロイキン22 ,  インターロイキン17 ,  インターロイキン23 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 強直性脊椎炎 ,  病因 ,  HLA-B*27 ,  遺伝子 ,  ミクロビオーム ,  免疫学

分類 (1件)： 運動器系の疾患  (GG03000T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 強直性脊椎炎 ,  病因 ,  最新情報