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J-GLOBAL ID:201902250137185299   整理番号:19A2215521

デキサメタゾンはTLR-2およびグルココルチコイド受容体発現の調節を介して黄色ブドウ球菌誘発ミクログリア炎症における抗炎症効果を示す【JST・京大機械翻訳】

Dexamethasone exhibits its anti-inflammatory effects in S. aureus induced microglial inflammation via modulating TLR-2 and glucocorticoid receptor expression
著者 (2件):
資料名:
巻: 75  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミクログリア炎症は,脳膿瘍を含むCNS感染の病因において重要な役割を果たす。黄色ぶどう球菌(S.aureus)は脳膿瘍の主要原因物質の1つと考えられている。多剤耐性細菌の出現により,従来の抗生物質とステロイド療法を含む利用可能な治療選択肢は,この健康問題を解決するための更なる研究を保証する炎症調節の観点から無効になる。ミクログリアTLR-2は炎症の誘導と同様に細菌認識において重要な役割を果たすが,グルココルチコイド受容体(GR)はグルココルチコイド(GC)の存在下で抗炎症経路を誘発する。本研究の主目的は,代替治療アプローチとしてのミクログリア炎症時の外因性デキサメタゾンの存在下でのTLR-2とGRの間の相互依存性を明らかにすることであった。実験は,デキサメタゾンの存在下でTLR-2中和条件またはGR遮断条件のいずれかで行った。フリーラジカル産生,アルギナーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ酵素活性およびコルチコステロン濃度を,TLR-2,GRおよび他の炎症性分子のウエスタンブロット分析と共に測定した。結果は,TLR-2中和条件におけるデキサメタゾン前処理が,GR発現を調節することを通して,黄色ぶどう球菌誘発ミクログリア炎症の炎症性結果を効率的に減少させることを示唆した。TLR-2遮断中に,デキサメタゾンは活性酸素種(ROS),NO産生の抑制及び90分の時点でのアルギナーゼ,SOD及びカタラーゼ活性の調節を介してその強力な抗炎症活性を発揮した。さらなるin vivo実験は,デキサメタゾンが炎症性M1から抗炎症性M2へのミクログリア表現型スイッチングを介して脳炎症を解決できると結論する必要がある。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  生体防御と免疫系一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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