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J-GLOBAL ID:201902250202198240   整理番号:19A2886283

北海道噴火湾の海水におけるイソプレン生産

Isoprene production in seawater of Funka Bay, Hokkaido, Japan
著者 (10件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 485-501  発行年: 2019年12月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2015年12月から2016年11月にかけて,北海道噴火湾にて,毎月または2月に一度の間隔で船上観測を実施した。湾の中心近くにて表層から底層(約95m)までのイソプレン,クロロフィルa(chl-a),および他のパラメータの鉛直分布を測定した。春の珪藻ブルームのピークの間の2月から3月までの表面混合層,ブルームピーク後の3月から4月までの底層,そして7月から8月までの夏の亜表層(表面混合層の直下)において,イソプレン濃度のかなりの増加を見出し,その水層において実質的なchl-a濃度最大値があった。春と夏のブルームにおける主要な植物プランクトンによるイソプレンの光合成生産による表層と亜表層でのイソプレンの増加を見出し,および底層において有光層から沈降した珪藻凝集体によるイソプレンの暗生産への寄与を明らかにした。また,実験室培養実験におけるイソプレン生産を測定した。春のブルーム間の表面混合層,ブルーム期間の暗い底層,および夏の亜表層における単位chl-a当たりのイソプレンの現場生産速度(それぞれ,0.82,0.03~0.13,および7.38pmol(μg chl-a)/日)は,著者らの培養結果と一致した。これは珪藻によるイソプレンの暗生産に焦点を当てた最初の報告であると信じる。暗条件下でのイソプレン生産速度は光合成によるそれの4%から16%の範囲であった。Copyright 2019 The Oceanographic Society of Japan and Springer Nature Singapore Pte Ltd. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  プランクトン 
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