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J-GLOBAL ID：201902250374649401   整理番号：19A1809030

塩フリー溶液中の疎水性薬物分子と高分子電解質の錯体生成 理論とシミュレーション【JST・京大機械翻訳】

Complexation of Polyelectrolytes with Hydrophobic Drug Molecules in Salt-Free Solution: Theory and Simulations

著者 (3件)： Lei Qun-li (School of Chemical and Biomedical Engineering, Nanyang Technological University, Singapore) ,  Hadinoto Kunn (School of Chemical and Biomedical Engineering, Nanyang Technological University, Singapore) ,  Ni Ran (School of Chemical and Biomedical Engineering, Nanyang Technological University, Singapore)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 33  号： 15  ページ： 3900-3909  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 難溶解性薬物のデリバリーと溶解は,製薬産業において挑戦的である。デリバリー効率を著しく向上させる一つの方法は,これらの疎水性小分子を,それらのイオン化状態におけるコロイド状ポリ電解質-(PE)-薬物錯体に組み込むことである。その巨大な応用価値にもかかわらず,このシステムにおけるPE崩壊と複雑な形成の一般的な機構はよく理解されていない。本研究では,広い分子シミュレーションと平均場理論を組み合わせることにより,希薄および無塩条件下での系の相挙動を明らかにした。錯体形成は,薬物分子間の疎水性引力により引き起こされる第一秩序相転移であることを見出した。重要なことに,薬物分子とPE単量体の間の原子価比は錯体の安定性と形態の決定に重要な役割を果たす。さらに,ゼータ電位の符号と錯体の正味電荷は,薬物分子の疎水性が増加すると反転することが分かった。理論とシミュレーションの両方は,錯体の錯化点と複雑な形態と静電特性が鎖長に弱い依存性を持つことを示した。最後に,PE-薬物錯化の動力学的側面も調べ,薬物分子の疎水性が強すぎると,錯体は非平衡ガラス状状態に捕捉できることが分かった。著者らの研究は,PE-薬物錯化現象の背後にある明確な物理的描像を与え,望ましい物理的特性を有するコロイド状PE-薬物複合体を製造するためのガイドラインを提供する。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ζ電位 ,  非平衡状態 ,  *疎水性 ,  原子価 ,  製薬業 ,  複合体 ,  イオン化 ,  コロイド ,  *錯体 ,  相転移 ,  単量体 ,  電荷 ,  小分子 ,  *錯体生成
準シソーラス用語： 鎖長 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： ミセル  (CB11020N) ,  薬物の物理化学的性質  (GV01060M)

タイトルに関連する用語 (9件)： 塩 ,  溶液 ,  疎水性 ,  薬物 ,  分子 ,  高分子電解質 ,  錯体生成 ,  理論 ,  シミュレーション