文献

J-GLOBAL ID：201902250806676009   整理番号：19A0557086

メタバシンくりこみにより明らかにされた遅い運動論モード【JST・京大機械翻訳】

Slowest kinetic modes revealed by metabasin renormalization

著者 (4件)： Okushima Teruaki ( Science and Technology Section, General Education Division, College of Engineering, Chubu University, Matsumoto-cho, Kasugai, Aichi 487-8501, Japan) ,  Niiyama Tomoaki ( College of Science and Engineering, Kanazwa University, Kakuma-cho, Kanazawa, Ishikawa 920-1192, Japan) ,  Ikeda Kensuke S. ( College of Science and Engineering, Ritsumeikan University, Noji-higashi 1-1-1, Kusatsu 525-8577, Japan) ,  Shimizu Yasushi (Department of Physics, Ritsumeikan University, Noji-higashi 1-1-1, Kusatsu 525-8577, Japan)
資料名： Physical Review. E  (Physical Review. E)
巻： 97  号： 2  ページ： 021301  発行年： 2018年 
JST資料番号： W0493A  ISSN： 2470-0045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ガラス形成材料の緩和,ナノクラスタにおける拡散,および生体分子の折畳みなどの複雑な系の最も遅い緩和を理解することは,物理学,化学および生物学にとって重要である。速度論系に対して,緩和モードをその遷移速度行列を対角化することにより決定した。しかし,興味のある現実的なシステムに対しては,数値的対角化,ならびに対角化結果からの物理的理解を抽出することは,高次元性のために困難である。ここでは,Ok島ら[[引用文献情報:原文を参照]]のメタ分析とJacobi法を組み合わせることにより,長時間スケール緩和動力学を抽出する代替的で一般的に適用可能な方法を開発した。低速緩和モードを正確に決定するために十分低い次元のくりこみ運動方程式を得るために,4漏斗モデルの説明モデルに関する方法を試験した。この方法をイオン性ナノ粒子[[引用文献情報:原文を参照]]における空孔輸送問題に適用することに成功し,最終緩和が二つの連続的な特性過程から成るという明確な物理的解釈を可能にした。Copyright 2019 The American Physical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナノクラスタ ,  対角化 ,  高次元 ,  輸送問題 ,  運動方程式 ,  速度論 ,  *くりこみ ,  低速度 ,  メタ分析 ,  緩和現象 ,  ナノ粒子 ,  ガラス成形 ,  折畳み
準シソーラス用語： 緩和動力学 ,  生体分子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

引用文献 (2件)：

• Phys. Rev. E 80, 036112 (2009)
• Niiyama et al., Chem. Phys. Lett. 654, 52 (2016)

タイトルに関連する用語 (2件)： くりこみ ,  運動論