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J-GLOBAL ID:201902251125967206   整理番号:19A1275794

信頼性分析に基づく風力発電コストの評価

Assessment of levelized cost of energy for wind energy based on reliability analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: (1)-(12)  発行年: 2019年05月 
JST資料番号: X0310A  ISSN: 0387-6217  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,日本における陸上風力タービンの信頼性解析に基づいて,エネルギーの平準化コスト(LCOE)を調査した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)によって収集された風力タービン故障データベースは,経済産業省(METI)によって収集された風力タービン故障データベースと比較することによって改訂され,それは,高い補正率を持って北海道地域をカバーする。ヨーロッパと日本の風力タービン信頼性の差を調査し,運転期間が信頼性に及ぼす影響を明らかにした。次に,修理ダウンタイムと修理コストの確率分布関数を,NEDOデータベースを用いて構築し,修理ダウンタイムと修理コストの間の相関を,連結関数によって表現した。修理ダウンタイムと修理コストの間の相関の非線形性を,非パラメトリックモデルによって再現した。最後に,3つのコスト低減シナリオを提案し,すなわち,シナリオ1は株式戦略を考慮し,シナリオ2は回転子と駆動列車組立のための予防保全戦略を使用し,シナリオ3は天気予報によって予定保全の効率を改善した。国家的利用可能性はベースラインシナリオに対する87%から,3シナリオに対する92.4%,94.0%,95.5%に改善され,LCOEはまた13.8Yen/kWhから11.9,11.4,11.2Yen/kWhに低減された。各シナリオに対するLCOEの確率分布を,修理ダウン時間と修理コストの提案した確率分布関数に基づくモンテカルロシミュレーションにより評価した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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風力発電  ,  発電一般 
引用文献 (23件):
  • 風力発電競争力強化研究会, 風力発電競争力強化研究会報告書, 2016.
  • Wiser, R., Jenni, K., Seel, J., Baker, E., Hand, M., Lantz, E. and Smith, A., Forecasting wind energy costs and cost drivers, IEA Wind Task 26, 2016.
  • 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構, 平成30年度成果報告風力等自然エネルギー技術研究開発 風力発電高度実用化研究開発 スマートメンテナンス技術研究開発(分析) (疲労予測), 2018.
  • 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構, 平成30年度成果報告風力等自然エネルギー技術研究開発 風力発電高度実用化研究開発 スマートメンテナンス技術研究開発(分析) (リスク分析), 2018.
  • 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) スマートメンテナンス技術研究開発, 風力発電事業者意見交換会資料, 秋葉原UDXビル, 2015.8.7実施.
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