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J-GLOBAL ID:201902251127437150   整理番号:19A2907177

MAPKによるNPAS4のリン酸化は報酬関連遺伝子発現と行動を調節する【JST・京大機械翻訳】

Phosphorylation of Npas4 by MAPK Regulates Reward-Related Gene Expression and Behaviors
著者 (17件):
資料名:
巻: 29  号: 10  ページ: 3235-3252.e9  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3124A  ISSN: 2211-1247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ドーパミン(DA)は,核側坐核(NAc)のドーパミンD1受容体(D1R)を発現する培地スピニーニューロン(MSN)において蛋白質キナーゼA(PKA)/Rap1を介してマイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)を活性化し,それにより報酬関連行動を調節する。しかしながら,MAPKが遺伝子発現を介して報酬関連学習と記憶をどのように調節するかは,あまり理解されていない。ここでは,関連する転写因子を同定するために,報酬関連挙動に関与する転写共活性化因子である環状AMP応答要素結合蛋白質(CREB)結合蛋白質(CBP)で被覆された親和性ビーズを用いてプロテオーム解析を行った。Neuronal Per Arnt Simドメイン蛋白質4(Nps4)を含む400以上のCBP相互作用蛋白質を同定した。著者らは,MAPKがPKAのNpas4下流をリン酸化し,脳由来神経栄養因子(BDNF)プロモーターにおけるNps4-CBP相互作用とNpas4の転写活性を増加させることを見出した。D1R発現MSNにおけるNpas4の欠失はコカイン誘導部位選択性を阻害し,これはNpas4野生型(WT)により救済されたが,ホスホ欠損Npas4変異体により救済されなかった。これらの観察は,MAPKがD1R-MSNにおいてNpas4をリン酸化し,転写活性を増加させ,報酬関連学習と記憶を増強することを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  遺伝子発現 

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