文献
J-GLOBAL ID:201902251134942877   整理番号:19A0868809

自閉症児におけるIgE感作【JST・京大機械翻訳】

IgE sensitization in autism children
著者 (8件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 269-270  発行年: 2019年 
JST資料番号: W3466A  ISSN: 1877-0320  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
自閉症スペクトル障害(ASD)は,コミュニケーション,社会的相互作用および立体典型的行動における障害により特徴付けられる一連の障害を含む。最近の研究はアトピー性疾患(喘息,アレルギー性鼻炎,食物アレルギー)の頻度が高いことを示唆している。本研究の目的は,ASDの小児における最も頻度の高いアレルゲンに対するIgE感作を評価することであった。本研究では,ASD患者30名と対照39名を対象とした。食品(FP2,FP5およびFP51)および呼吸(HP1およびGP1)アレルゲンパネルに特異的なIgEだけでなく総IgEも,Imムライト2000Xpiにおける化学ルミネセンス法により全ての子供において測定した。ASDによる小児と総IgEレベルにおける対照との間に有意差はなかった(66.7%TSA対51.3%における高IgEレベル)。一般的アレルゲンへのIgE感作の全体的分析はASD小児においてより高い頻度を示した(65.6%ASD対28.9%対照,P=0.002)。また,ハウスダストアレルゲン(D1,D2およびI6)への感作およびFP5パネル(F1,F2,F4,F13およびf210)の食物アレルゲンへの感作は,ASDの小児においてより一般的であった(それぞれ46.87%対21.05%および37.5%対13.16%,P<0.05)。最も一般的な感作呼吸アレルゲンは,両集団においてD1およびD2ダニであった。アレルゲンを食べるために,卵白はASDの小児における唯一のアレルゲン感作であった。最近の疫学研究は,ASDに対するリスクと喘息,湿疹,食物アレルギーおよび食物不耐性のような母親または乳児アトピー性疾患の間の強い統計的相関を示している。ASD群におけるアレルギー疾患のそのような高い割合に対する1つの説明は,ASDを有する小児において一般的に見られる固有のストレス因子および/または心理社会的ストレスに対応する免疫感受性に関連する可能性がある。加えて,いくつかの研究は,ストレスが気管支粘膜または免疫細胞においても同定される神経因性炎症性物質の放出を助けることができることを示唆し,逆に,免疫系はサイトカインを含む種々の分子を介して中枢神経系機能を調節することもできた。著者らの研究は,ASD小児における一般的な呼吸および食物アレルゲンへのIgE感作の増加を見出した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生薬の薬理の基礎研究  ,  植物の生化学  ,  呼吸・呼吸器作用薬の基礎研究  ,  ヒスタミン薬・抗ヒスタミン薬の基礎研究  ,  消炎薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る