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J-GLOBAL ID:201902251281031065   整理番号:19A2109377

miR223-3pはBRCA1欠損癌における合成致死性を促進する【JST・京大機械翻訳】

MiR223-3p promotes synthetic lethality in BRCA1-deficient cancers
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資料名:
巻: 116  号: 35  ページ: 17438-17443  発行年: 2019年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DNA修復の欠陥はゲノム不安定性を引き起こし,腫瘍形成をもたらす。1つのDNA修復経路で欠損した癌細胞は,生存と増殖のための残りの修復経路に依存することができる。癌細胞のこの属性は,残りの修復経路を阻害することにより,合成致死と呼ばれる過程である,治療的に利用できる。この過程は,相同組換え(HR)DNA修復に不可欠なBRCA1欠損癌を標的とする,臨床使用におけるポリADPリボースポリメラーゼ-1(PARP1)阻害剤の機構の基礎となる。HRはストレスを受けた複製フォークの主要な修復経路であるが,BRCA1が欠損しているとき,ストレスを受けたフォークは代替非相同末端結合(aNHEJ)のようなバックアップ経路により修復される。HRと異なり,aNHEJは非保存的であり,染色体転座を仲介することができる。本研究において,miR223-3pはPARP1,CtIP及びPso4の発現を減少させ,その各々はaNHEJ成分であることを見出した。ほとんどの細胞において,高レベルのマイクロRNA(miR)223-3pはaNHEJを抑制し,染色体転座のリスクを減少させる。マウスにおけるmiR223遺伝子座の欠失は,造血細胞におけるPARP1レベルを増加させ,未誘発染色体転座のリスクを増強する。BRCA1またはその必須パートナーBRCA1関連蛋白質-1(BAP1)を欠損する癌細胞は,通常,miR223-3pを再プレスし,aNHEJを介してストレス複製フォークの修復を可能にすることを見出した。BRCA1およびBAP1欠損癌細胞におけるmiR223-3pの発現を再構成することにより,ストレス複製フォークおよび合成致死の修復が低下する。このように,miR223-3pはaNHEJ DNA修復の負の調節因子であり,BRCA1またはBAP1欠損癌の治療経路を示す。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分子遺伝学一般 
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