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J-GLOBAL ID：201902251284690722   整理番号：19A0487293

携帯型岸壁生物水中ビデオ撮影装置の考案

An underwater portable videography device for surveying biological communities on quay walls

著者 (1件)： 加戸隆介 (公益財団法人海洋生物環境研究所)
資料名： Sessile Organisms  (Sessile Organisms)
巻： 36  号： 1  ページ： 7-10(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： L1029A  ISSN： 1342-4181  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物群集の潜水調査は,一般的に重くて大きなダイビング器材と水中装置を用いて行われる。またそれは,港湾内での調査の許可を得るため,および現場でダイビング器材の準備を行うためにも多くの時間も要する。そのため,潮間帯生態学者が,特別な潜水技術と費用のかかる機器を必要せずに水中調査を実施可能にすることが望まれている。岸壁の生物群集を調査するため,およびいつでも観察を実施できるようにする携帯型ビデオ装置を考案した。それは,着用可能な水中ビデオカメラ,マクロレンズ,および分解可能な台所用の棚で構成される。生物の種同定と定量分析の同時実施が,ビデオと巻尺により得られる画像を組み合わせる本装置によって可能となる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *海洋調査 ,  係船岸 ,  群集 ,  携帯型 ,  動画像 ,  画像分析 ,  *水中カメラ ,  *ビデオカメラ ,  *水生生物 ,  *付着生物 ,  ビデオ分析
準シソーラス用語： ビデオ画像解析 ,  *携帯型水中ビデオ装置 ,  *潜水調査

著者キーワード (10件)： 水中生物群集 ,  携帯型ビデオグラフィー装置 ,  岸壁の壁 ,  種同定 ,  定量分析 ,  水中生物群集 ,  携帯型ビデオグラフィー装置 ,  岸壁の壁 ,  種同定 ,  定量分析

分類 (2件)： 動物生態学一般  (EE03010W) ,  撮像・録画装置  (ND12032E)

引用文献 (2件)：

• Kado, R. and N., Nanba (2016). Normality of succession of an intertidal community after the Great East Japan Earthquake. In: Ecological Immacts of Tsunamis on Coastal Ecosystems: Lessons from the Great East Japan Earthquake, eds. J. Urabe and T. Nakashizuka, Springer, Tokyo, pp. 11-24.
• 吉村直孝・上月康則・三好順也・村上仁士・亀田大悟(2005).小型水中カメラを用いた直立構造物における簡易的な付着生物調査方法の提案.海洋開発論文集,21, 241-246.

タイトルに関連する用語 (6件)： 携帯型 ,  岸壁 ,  生物 ,  水中 ,  ビデオ撮影装置 ,  考案