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J-GLOBAL ID:201902251327753500   整理番号:19A1528414

マイクロRNA-655-3pおよびマイクロRNA-497-5pはヒト口唇に関連する遺伝子の調節を介して培養ヒト口唇細胞における細胞増殖を阻害する【JST・京大機械翻訳】

MicroRNA-655-3p and microRNA-497-5p inhibit cell proliferation in cultured human lip cells through the regulation of genes related to human cleft lip
著者 (16件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 70  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7308A  ISSN: 1755-8794  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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口蓋裂(CL/P)を伴う,または伴わない口蓋裂の病因は,一般的先天性欠損であり,複雑であり,遺伝的および環境的因子の寄与を含んでいる。多くの候補遺伝子が同定されているが,CL/Pにおけるこれらの遺伝子の調節と相互作用は不明のままである。加えて,CL/Pの病因に対する複数の遺伝子の発現を調節する,マイクロRNA(miRNA),非コードRNAの寄与は,ほとんど知られていない。ヒトCL/Pの原因となる生物学的経路の特徴を同定するために,ヒトCL/P候補遺伝子の系統的な文献レビューとその後の生物情報学的解析を行った。候補CL/P遺伝子の機能的濃縮分析を,経路データベースGOとKEGGを用いて行った。CL/P候補遺伝子のmiRNA仲介転写後調節を,miR,PITA,およびTargetScan,およびmiRTarbaseで分析した。遺伝子型-表現型関連分析をGWASを用いて行った。候補miRNAの機能的意義を,ヒト口唇線維芽細胞における細胞増殖および標的遺伝子調節アッセイにおいて実験的に評価した。主な生物医学データベースの広範な探索を通して,CL/Pを持つ個体で報告された突然変異または関連/連鎖を持つ177の遺伝子をマイニングし,ヒトCL/Pの候補遺伝子と考えた。遺伝子型-表現型関連研究は,12遺伝子(ABCA4,ADAM3a,FOXE1,IRF6,MSX2,MTHFR,NTN1,PAX7,TP63,TPM1,VAX1およびWnt9b)の変異がCL/Pと有意に関連していることを明らかにした。加えて,我々の生物情報科学分析は,16マイクロRNA(miRNA)がCL/P遺伝子の転写後調節因子であることを予測した。バイオインフォマティクスの結果を検証するために,培養ヒト口唇線維芽細胞における細胞増殖/生存アッセイおよびmiRNA遺伝子調節アッセイにより,トップ6候補miRNA(miR-124-3p,miR-369-3p,miR-374a-5p,miR-374b-5p,miR-497-5pおよびmiR-655-3p)を評価した。miR-497-5pおよびmiR-655-3pはこれらの細胞において細胞増殖を有意に抑制することを見出した。さらに,予測miRNA標的遺伝子の発現はmiR-497-5pまたはmiR-655-3p模倣体により有意にダウンレギュレートされた。miR-497-5pおよびmiR-655-3pの発現は,ヒトCL/P候補遺伝子の調節を介して細胞増殖を抑制する。本研究は,CL/Pの病因におけるmiRNAの役割への洞察を提供し,CL/Pの診断のための可能な戦略を示唆する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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遺伝子発現  ,  血液の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  神経系の疾患 
引用文献 (76件):
  • Lancet; Cleft lip and palate; PA Mossey, J Little, RG Munger, MJ Dixon, WC Shaw; 374; 9703; 2009; 1773-1785; 10.1016/S0140-6736(09)60695-4; citation_id=CR1
  • J Pediatr Nurs; Genetics of cleft lip and palate; PL Bender; 15; 4; 2000; 242-249; 10.1053/jpdn.2000.8148; citation_id=CR2
  • Oral Dis; Genetic and non-genetic factors that increase the risk of non-syndromic cleft lip and/or palate development; J Bezerra, G Oliveira, C Soares, M Cardoso, M Ururahy, F Neto, L Lima-Neto, A Luchessi, V Silbiger, C Fajardo; 21; 3; 2015; 393-399; 10.1111/odi.12292; citation_id=CR3
  • Clin Genet; Developmental biology: Frontiers for clinical genetics. Section editors: Roderick R McInnes, e-mail: Jacques Michaud, e-mail:. Mechanisms regulating the development of the corpus callosum and its; L Richards, C Plachez, T Ren; 66; 4; 2004; 276-289; 10.1111/j.1399-0004.2004.00354.x; citation_id=CR4
  • Cleft Palate Craniofac J; Screening of transforming growth factor Beta 3 and Jagged2 genes in the Malay population with nonsyndromic cleft lip with or without cleft palate; N Ghazali, NA Rahman, TP Kannan, S Jaafar; 52; 4; 2015; e88-e94; 10.1597/14-024; citation_id=CR5
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