抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】中東呼吸器症候群は,中呼吸症候群コロナウイルス(MERS-CoV)によって引き起こされ,死亡率は高い。しかしながら,今日まで,MERSに特異的な治療薬としてのヒト免疫および治療に対する効果的なワクチンまたは抗体は存在しない。本研究の目的はMERS-CoV S蛋白質抗原の生物情報学的特性を得ることであった。【方法】SOPMAサーバーソフトウェアとDiscotopeを用いて,MERS-CoV S蛋白質の二次および三次構造をそれぞれ予測した。一方,IEDB,SyfpeithiおよびIEDBの他の資源を含む多くのオンライン予測ソフトウェア応用をT-およびB-細胞エピトープ予測に用いた。【結果】予測結果は,T細胞エピトープが950~958,317~325,1309~1317,480~488および388~396の位置に位置していることを示した。一方,B細胞エピトープは,520~528,629~637,659~1212,734~744,747~523,528~550および622~632の位置に位置した。【結論】これらの領域はMERS-CoV S蛋白質抗原の潜在的優性エピトープであった。著者らの研究の結果は,エピトープの同定とスクリーニングのための実験データを提供し,安全性と有効性を強化したエピトープワクチンの開発に使用される可能性がある。これは,MERSの予防と治療のための改善されたレジメンの提供をもたらす可能性がある。Copyright 2019 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】