抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
配位子RN-(CH_2-C_5H_4N)_2(L1,R=CH_2CH_2OH;L2,R=CH_2CH_2CH_2OH;L3,R=2-C_6H_4OH)を設計し,プロトン性溶媒の不在下で二酸素を活性化できるジメチル白金-(II)錯体を得た。配位子は[Pt_2Me_4(SMe_2)_2]と反応して平衡混合物を与え,主成分は[PtMe_2(κ2-N,N′-L)](1a,L=L1;1b,L=L2;1c,L=L3)であった。空気が存在しないと,1aは溶媒CH_2Cl_2と反応して[PtMe_2(CH_2Cl)-(κ3-N,N′,N′′-L1)-Clを与え,一方,1cは[PtMe-(κ~3-N,N′,N′′-L3-H)]を与え,二核錯体[{PtMe-(κ~3-N,N′,N′′-L3-H)}_2(μ-H)]-Clを生成した。L=L1またはL2,または[Pt-(OH)-Me2(κ3-N,N′,O-L-H)]のとき,CH_2Cl_2溶液中の錯体1は酸素の存在下で[Pt-(OH)-Me_2(κ3-N,N′-L)]-Clを与えた。錯体[Pt-(OH)-Me_2(κ-3-N,N′,N′′-L2)]Clは空気の存在下で分解し,二核錯体[{PtMe_2(2-C_5H_4NCo_2)-(μ-OH)}_2]を与えた。これらの反応における反応性と機構に影響する因子を明らかにし,遊離ピリジルドナー(プッシュ基)と遊離ヒドロキシル基(プル基)の両方の存在がジメチル白金-(II)錯体による二酸素活性化の相乗効果を与えることを示唆した。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】