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J-GLOBAL ID:201902251549428639   整理番号:19A1249940

サトウキビ属植物におけるin vitro乾物消化率と酸性デタージェント繊維含量の関係

Relationship between in vitro Dry Matter Digestibility and Acid Detergent Fiber Content of Plants of Genus Saccharum
著者 (7件):
資料名:
号: 68  ページ: 1-9 (WEB ONLY)  発行年: 2019年03月20日 
JST資料番号: U0794A  ISSN: 2432-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,飼料用サトウキビの育種で活用できる消化性の簡易指標を明らかにすることを目的として,ルーメンにおけるin vitro乾物消化率(以下,IVDMD)と酸性デタージェント繊維(以下,ADF)含量の関係を検討した。ポット試験ではサトウキビ野生種を含む12品種・系統を供試し,植付け後121,168日に,また,圃場試験では5品種・系統を供試し,植付け後146,186,227,270日に調査を実施した。両試験ともに,調査前半では供試品種・系統間のIVDMDの変動係数は小さかった。一方で,生育の進行に伴い,製糖用品種ではIVDMDが高く,逆に,Brixの低い野生種並びに種間雑種系統ではIVDMDが低くなり,供試品種・系統間のIVDMDの変動係数が大きくなった。ポット試験,圃場試験ともに調査期間を通して,ADF含量はIVDMDと有意な負の相関関係が認められ,ADF含量(X,%乾物)とIVDMD(Y,%)はY=-1.42X+100で回帰された(r=-0.793,P<0.01)。牛の反すう胃液を用いた分析のIVDMDとは異なり,ADFは試薬を用いた分析であり,分析に要する事前準備が大幅に軽労化される。このため,ADF含量を消化性の選抜指標とすることで,消化性を考慮した飼料用サトウキビ育種の実践が期待される。(著者抄録)
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分類 (4件):
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飼料作物,草地  ,  牛  ,  粗飼料  ,  作物の品種改良 
引用文献 (12件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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