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J-GLOBAL ID：201902251906019118   整理番号：19A2029429

モザンビーク北部におけるトウモロコシ生産のためのリン肥料の施用濃度を推奨するための土壌での利用可能なリンの抽出法であるMehlich-3による分析

Analyzing soil-available phosphorus by the Mehlich-3 extraction method to recommend a phosphorus fertilizer application rate for maize production in northern Mozambique

著者 (10件)： NASUKAWA Hisashi (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  NASUKAWA Hisashi (NTC International Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  TAJIMA Ryosuke (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  MUACHA Boaventura Isac Jonas (Instituto de Investigacao Agraria de Mocambique (IIAM), Nampula, MOZ) ,  PEREIRA Maria Clarinda Filomena (Instituto de Investigacao Agraria de Mocambique (IIAM), Nampula, MOZ) ,  NARUO Kazuhiro (NTC International Co., Ltd., Tokyo, JPN) ,  NAKAMURA Satoshi (Japan International Res. Center for Agricultural Sci. (JIRCAS), Ibaraki, JPN) ,  FUKUDA Monrawee (Japan International Res. Center for Agricultural Sci. (JIRCAS), Ibaraki, JPN) ,  ITO Toyoaki (Niigata Agro-Food Univ., Niigata, JPN) ,  HOMMA Koki (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Plant Production Science (Web)  (Plant Production Science (Web))
巻： 22  号： 2  ページ： 211-214 (WEB ONLY)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U0809A  ISSN： 1349-1008  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 土壌において利用可能なリン(P)は,モザンビークにおけるNacala回廊におけるトウモロコシ生産への主要な制限因子である。本研究では,その地域の3種類の代表的な地区であるRibaue,Nampula,およびNacalaから土壌を採取し,5種類のP肥料濃度で行なったトウモロコシのポット試験に用いた。土壌において可給態であるPの含有量は,Pを施肥した30日後にMehlich-3法により測定した。出穂時におけるシュートのバイオマスとPの濃度はPの施肥濃度の増加につれて増加し,土壌で利用可能なPの関数として有意に表現できた。この関数に基づいて,シュートの最大バイオマス量が90%に達する時の利用可能なPの濃度は,79mgP₂O₅/kgと推定した。その結果,本研究結果ではNacala回廊におけるトウモロコシ生産のためには32~74kgP₂O₅/haの施肥を推奨したが,圃場での評価と経済的な評価が必要である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *リン酸肥料 ,  土壌 ,  モザンビーク共和国 ,  施肥 ,  抽出液 ,  化学分析 ,  濃度依存性 ,  ポット試験 ,  シュート【植物器官】 ,  バイオマス ,  リン ,  土壌成分 ,  植物成長 ,  出穂 ,  可給態リン酸 ,  植物生理
準シソーラス用語： 可給態リン

分類 (2件)： 施肥法・肥効  (FB05030Y) ,  トウモロコシ  (FC03034D)

タイトルに関連する用語 (8件)： モザンビーク ,  トウモロコシ ,  リン ,  肥料 ,  推奨 ,  土壌 ,  抽出法 ,  分析