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J-GLOBAL ID:201902252104108137   整理番号:19A1124653

H_2SO_4とHCl媒体中のAPI 5L X52鋼の腐食抑制剤としての1-エチル3-メチルイミダゾリウムチオシアナートイオン液体【JST・京大機械翻訳】

1-Ethyl 3-methylimidazolium thiocyanate ionic liquid as corrosion inhibitor of API 5L X52 steel in H2SO4 and HCl media
著者 (7件):
資料名:
巻: 153  ページ: 85-99  発行年: 2019年 
JST資料番号: B0135B  ISSN: 0010-938X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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0.5M H_2SO_4および0.5M HCl水溶液に浸漬したAPI 5L X52鋼上の1-エチル3-メチルイミダゾリウムチオシアン酸塩,(EMIM)+(SCN)-イオン液体(IL)の腐食抑制挙動を研究した。速度論的腐食パラメータを重量測定法と電気化学的試験(分極曲線,電気化学インピーダンス分光法)を用いて決定した。混合型抑制剤として作用する両溶液において,(EMIM)+(SCN)-は良好な阻害効率,IE,(H_2SO_4(75ppm)およびHCl(100ppm)溶液に対して82.9%および77.4%)を示した。H_2SO_4において,IEはIL濃度と温度の増加と共に増加したが,HCl IEでは温度上昇と共に減少した。IL吸着機構はLangmuir等温式に従い,物理的及び化学的相互作用間の競合を示した。表面分析技術(エネルギー分散分光法とX線光電子分光法)は,抑制剤が鋼表面上に保護膜を形成し,鋼表面上のILのカチオン(EMIM)+とアニオン(SCN)の吸着を証明し,ILの(EMIM)+と(SCN)-の両方が基板と相互作用することを裏付けた。鉄FeとFe_2O_3(110)面の異なる表面上の水の存在下での(EMIM)+(SCN)-分子とH_2SO_4およびHClとの相互作用の評価を,両酸媒体中の抑制剤吸着エネルギーを決定するために分子動力学を用いて行った。シミュレーション結果は,H_2SO_4溶液中で得られたより高い吸着エネルギー値により,HCl中のそれと比較して,H_2SO_4溶液中での抑制効率がより良いという実験的観察と良く一致した。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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防食 
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