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J-GLOBAL ID:201902252114297021   整理番号:19A1422505

マウスの遺伝的重度高トリグリセリド血症に対するPPARαアゴニスト様効果を示すRosa rugosaフラボノイド【JST・京大機械翻訳】

Rosa rugosa flavonoids exhibited PPARα agonist-like effects on genetic severe hypertriglyceridemia of mice
著者 (11件):
資料名:
巻: 240  ページ: Null  発行年: 2019年 
JST資料番号: T0042A  ISSN: 0378-8741  CODEN: JETHDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Rosa rugosa Thunbは,心血管疾患および糖尿病,高脂血症,高血圧症および炎症のような相対危険因子の治療に用いられる漢方薬である。Rosa rugosaフラボノイド(RRF)はRosa rugosa Thunbの主成分である。いくつかの研究は,RRFが血漿脂質含量を調節できることを示しているが,その関連機構はまだ明確に解明されていない。本研究の目的は,トリグリセリド代謝とその関連機構に及ぼすRRFsの影響を明らかにすることであった。RRFはRosa rugosa Thunbからのエタノール抽出により得られた。ヒトアポリポ蛋白質C3(ApoC3)を発現するトランスジェニックマウスを高トリグリセリド血症のマウスモデルとして用いた。PPARαアゴニスト,フェノフィブラート(FNB)を,高トリグリセリドを低下させる陽性対照薬として用いた。FNB(100mg/kg)またはRRF(300mg/kg)を,毎日胃管栄養によってマウスに与えた。2週間後に,マウスにおける血漿脂質レベルの変化を市販キットによって測定し,トリグリセリドのクリアランスを経口脂肪負荷試験によって評価し,脂質β酸化と合成に関連する遺伝子の発現をリアルタイムPCRによってマウス肝臓において検出した。FNBだけでなくRRFsは,2週間の薬物投与後,ApoC3トランスジェニックマウスにおける血漿トリグリセリド(TG)レベルを有意に低下させることが分かった。RRF投与後,血しょう脂質クリアランス率は増加し,マウス肝臓の脂質含量は減少した。RRFによる処理はPPARαのmRNA発現とACOXの下流遺伝子をアップレギュレートしたが,脂肪酸合成(FASN,SREBP-1c,およびACC1)に関連する遺伝子のmRNA発現を下方制御した。LPLの発現は上昇したが,ApoC3の発現は減少し,Foxo1はマウス肝臓においてRRFにより阻害された。RRFは,ApoC3の発現を抑制し,肝臓におけるLPLの発現を誘導することによって,血漿TGレベルを減少させることができる。RRFはβ-酸化を増加させ,脂質の合成を減少させることによって肝細胞のトリグリセリドを減少させることもできた。これらの知見は,心血管疾患の治療のための脂質低下薬としてのRRFsのさらなる臨床応用の可能性を示す。Copyright 2019 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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代謝異常・栄養性疾患一般 

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