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J-GLOBAL ID:201902252122534982   整理番号:19A2233578

NR2B-NNOSシグナルによるSrcのS-ニトロシル化はレボドーパ誘発運動障害ラットモデルにおけるSrc活性化とNR2Bチロシンりん酸化を引き起こす【JST・京大機械翻訳】

S-nitrosylation of Src by NR2B-nNOS signal causes Src activation and NR2B tyrosine phosphorylation in levodopa-induced dyskinetic rat model
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 303-310  発行年: 2019年 
JST資料番号: H0825A  ISSN: 0960-3271  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Src PSD-95 NR2Bシグナル伝達複合体集合の異常はレボドパ誘発性ジスキネジア(LID)で起こる。Srcファミリー蛋白質チロシンキナーゼにより仲介されるN-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDAR)サブユニットNR2Bチロシンリン酸化は,ジスキネジアと密接に関連する。Src自己リン酸化(p-Src)は,NR2BのSrc触媒リン酸化の重要な部分である。加えて,最近,ジスキネジアに関与する神経一酸化窒素シンターゼ(nNOS)由来NO(nNOS/NO)シグナルがSrc機能の調節に関与することが証明された。しかし,NR2B,nNOS,およびSrcの相互作用についての詳細なシグナル機構はまだ知られていない。本研究では,免疫ブロット法および免疫沈降法により,運動失調ラットモデルにおけるSrc活性化およびNR2Bチロシンリン酸化に対するnNOSの影響を検討した。結果は,慢性レボドパ処理がnNOS過剰活性化の1マーカー,p-nNOS-S847のダウンレギュレーションを生じることを示した。同時に,SrcおよびNR2Bチロシンリン酸化のS-ニトロシル化(SNO-Src)および自己リン酸化(p-Src)は,運動障害ラットモデルにおいて上方制御された。逆に,1nNOS阻害剤,7-NIの投与はレボドパ処理のこれら全ての効果を逆転させた。さらに,NR2B含有NMDAR(NR2B/NMDAR)拮抗剤CP-101,606はp-nNOS-S847をアップレギュレーションし,nNOS活性化を減弱し,同時にSNO-Src,p-Src及びNR2Bチロシンリン酸化を減少させた。まとめると,SrcのS-ニトロシル化はnNOS/NOシグナルにより引き起こされ,それはNR2B/NMDARに依存するCa2+流入を介して過剰活性化され,その後Src自己チロシンリン酸化を促進し,さらにNR2Bをリン酸化する。「NR2B/NMDAR-nNOS/NO-Src-p-Src-NR2B/NMDAR」シグナル伝達サイクルは,NR2Bチロシンリン酸化上方陽性フィードバックの分子基盤であり,ジスキネジア療法の潜在的標的としての可能性を示す。Copyright The Author(s) 2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  中枢神経系 
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