抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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口の痛みには歯原性歯痛・非歯原性歯痛などがある。前者は歯を原因とする歯痛であり,従来の歯科治療(つまり歯を削る・抜くなど)によって対応可能で,これまで問題視されることはなかった。後者は歯を原因としない歯痛であり,従来の歯科治療は奏効し難く,対応に苦慮することが多い。これに鑑み,米国において新しい疾患概念「口腔顔面痛」が提唱され,本邦においても,その対策は喫緊の課題とされる。また,口腔顔面痛は随伴症状を有することも多い。その原因や症状は歯科領域に止まらず,内科・外科・精神神経科領域など多岐にわたり,的確な判断と対応が求められる。(著者抄録)